転職決断の妨げとなる「やりがい搾取」とは。転職のタイミングを逃さないコツ

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転職決断の妨げとなる「やりがい搾取」とは。転職のタイミングを逃さないコツ
筆者:つばさ
筆者:つばさ
「やりがい搾取」について執筆しました。
働くことは人生の大部分を占めるものですから、当然仕事にやりがいは必要です。しかし、大切なやりがいを逆手にとって見合わない報酬で働かせる「やりがい搾取」をする職場は最悪です。

経歴:転職3回、フリーター3年以上、フリーランス7年以上、エージェント利用10社以上、人材会社でのキャリアもあり

「やりがい搾取」とは

「やりがい搾取」とは

働く人にとって「やりがい」は大切な事です。

しかし、そのやりがいを盾にし、作業量や作業内容に見合わない対価しか支払われない労働者も数多くいます。

また、「やりがい搾取」は労働力の流動性に悪い影響を与えます。転職はタイミングが大切ですが、時にはやりがいが転職の大きな妨げになっていることがあります。

そこで今回は、転職のタイミングを逃す隠れた原因になっている「やりがい搾取」についてわかりやすく解説します。

やりがい搾取とは

「やりがい搾取」とは、働く人が感じている「この仕事を通して多くの人を助けている」や「今辞めたら客や利用者が困るだろう」という気持ちを逆手にとって、労働の量と質に釣り合わない安い賃金で雇うことです。

働いている人は、心の中では

会社員
会社員
仕事と給料が釣り合っていないなぁ…

と不満を感じていても「やりがい」や使命感が壁となり、転職を妨げられてしまいます。

働く人がおのずと使命感を感じて辞めるに辞められない状況になっていることもありますが、雇い主が意図的にかりそめの「やりがい」を作り出し転職を妨げていることもあります。

例えば、従業員から「転職を考えている」と申し出があれば、今よりも高いポジションや給料を与えます。そうすることで、従業員のモチベーションを上げるのです。(そういった待遇がとれるのなら、最初からそういう待遇にしてくださいと言ってしまいたくなりますし、後出しじゃんけんのようでとても気分を悪く感じるひともいるでしょう。)

それでも待遇改善のような対処が取られれば、かなりマシな職場です。

しかし、とくにそういった待遇の改善もなく、ただただお願いベースでそのひと頼りにする会社や経営者も少なくありません。

いま現在で仕事に対してやりがいを感じられるひとはとても幸せなことであり、恵まれた職場ともいえます。

しかし、仕事に応じた報酬を得られなければ、徐々に不満が溜まってしまうのも仕方がないでしょう。

「やりがい搾取」の状況にあると気がついても転職に踏み切れない人

「やりがい搾取」の状況にあると気がついても転職に踏み切れない人

多くの人は、自分の仕事の平均的な給与を調べることで、自分が「やりがい搾取」にあっているかの判断はできます。

しかし、中には自分が「やりがい搾取」にあっているとわかっても転職に踏み切れない人がいるのです。

ここからは、「やりがい搾取」の状況にあると気がついていても転職に踏み切れない人の特徴についてお話しします。

「やりがい搾取」されていても転職に踏み切れないひとの特徴
転職は良くないと思っている人
人間関係を大切にする人
自分の能力を過少評価している人

1.転職は良くないと思っている人

会社員
会社員
ひとつの職場でずっと働くことは良いことだ!
この会社に尽くそう!

と思っているひとはいまでも意外と多いです。

しかし、もう今はそんな時代ではありません。少し前までは、転職活動において転職の回数は少なければ少ないほど良いと言われていました。転職を繰り返す人は、仕事に飽きてしまったり、人間関係に問題が出やすいと思われたりしていたからです。

しかし、今は転職の回数よりも中身が大切です。

たとえば、銀行の窓口勤務をしていた人が資産運用に興味を持ち、他行の資産運用部に転職、さらに数年後は外国株式に興味を持ち、他行の海外株式や投資の部署に転職となれば、転職の回数がステップアップの回数になり、プラスに評価されます。

「転職は良くないこと」と思って「やりがい搾取」の現実から逃げ出せないならば、とってももったいない話です。

2.人間関係を大切にする人

「やりがい搾取」は、自分が必要とされていると感じている人が陥りやすいです。

職場の人間関係は比較的良好で、

会社員
会社員
今私が辞めたらこの会社は、この部署は、この仕事はどうなってしまうんだろう…

と真っ先に考えてしまう人が多いようです。

確かに職場では人間関係がとても大切です。しかし、仕事は仲良しクラブとは違います。仕事に見合った報酬を得られなければ、徐々に不満がたまります。

転職しても、築き上げた人間関係が消えることはありません。転職するときには「職場は変わるけれど、大切にしたい人間関係は保ち続ける」と切り分けて考えることが大切です。

3.自分の能力を過少評価している人

「やりがい搾取」に気がついても転職できない人は、

会社員
会社員
今よりも良い職場に転職できるとは限らない…

と思っている傾向があります。

転職は真新しい環境に飛び込むことであり、たしかに怖いかもしれません。

しかし、今の職場で重宝されているということは他でも必要とされる可能性が高いでしょう。

「やりがい搾取」にあう人は、能力が高く「辞めてほしくない」と思われる人材です。

自分が「やりがい搾取」にあっていると思ったときには、逆に自信をもって転職を考えてみても良いのではないでしょうか。

「やりがい搾取」の状況から転職する絶好のタイミングとは

「やりがい搾取」の状況から転職する絶好のタイミングとは

「やりがい搾取」されていると感じたら、現状打破を考えるよりも転職を考えたほうがいいでしょう。

職場を変えずに現状打破しようと思っても、そのような職場は新しいかりそめのやりがいを与えることで転職を妨げようとするのではないでしょうか。

「やりがい搾取」の状況から転職する絶好のタイミングは、転職を考えたそのときです。

搾取という言葉は、とても強い言葉です。例え1分でも搾取されている状況であれば、得することはなく、働けば働くほど見合わない報酬に不満をためることになります。

やりがい搾取を感じたら転職活動をはじめるタイミング

転職を考えたとき、多くの人は「タイミングが大切」と思います。

しかし、絶好のタイミングは人によって異なるのです。転職は仕事と転職者のマッチングです。たとえたったひとつの求人でも自分が求めている内容ならば、それでいいのです。

出会いはいつやってくるのか、どこにあるのかわかりません。転職する絶好のタイミングは「思い立ったとき」です。

まず、「やりがい搾取」されていると感じたら、いまの会社で働きながら転職活動をはじめましょう。転職活動が必ずうまくいく保証なんてないですから、今の会社という保険は必要です。

はやいうちから転職活動を続けていれば、その分だけ良い、自分に合う会社とマッチする可能性も高まります。

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転職活動ノウハウまとめ

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まとめ|やりがいを逆手にとって見合わない報酬で働かせる職場はダメ

仕事にやりがいは必要です。

しかし、大切なやりがいを逆手にとって見合わない報酬で働かせる職場は、決して良い職場とはいえません。

「やりがい搾取」に屈せず自分の能力や経験に自信をもって、正しく評価してくれる職場を探してみてはいかがでしょうか。

転職は「仕事を変える悪いこと」ではありません。新しい世界に踏み出す明るい一歩です。