【TOP5】就労移行支援事業! 障害者におすすめの就労移行支援を解説付きでご紹介✏

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障害者におすすめの就労移行支援

就労移行支援を見る

「就労移行支援は必要ない」という方は、こちら↓の記事をご覧ください。

障害者の方におすすめの就労移行支援事業を紹介

人材業界に携わってきた私の経験と知見を活かした、最新の障害者の方におすすめの就労移行支援事業をご紹介します。
就職活動を確実に進めて行きたい障害者の方とって、就労移行支援は最適な方法と言えますよ。

この記事では、サポートの質や障害への理解、実績、就労移行支援の充実度などを総合的に見て、本当に障害者の方におすすめできる就労移行支援事業だけを掲載しています。

障がい者
障がい者
働きたいけど体調やメンタル面で不安。
コミュニケーションや人間関係が不安。
治療と仕事を両立させたい。

という方など、身体障害、精神障害、発達障害、知的障害、難病などを含むさまざまな境遇の障害者をサポートしている就労移行支援事業を紹介しています。

キャリアを形成することは誰にでもできます!
あなたのキャリアをしっかりと見つめサポートしてくれる存在。それが就労移行支援事業です。

就労移行支援は自分のレベルに合ったところを利用しよう

また、自分のレベルに合った就労移行支援を受けることが就職や転職のカギとなります。

自分のレベルと就労移行支援のサポートレベルのミスマッチを無くすために、利用前に必ず複数の就労移行支援の見学会や初回面談に参加するようにしましょう。詳しくはこの記事の『就労移行支援は「意味がない」「ひどい」のか?就労移行支援の実態』をご覧ください。

就労移行支援はこんな障害者におすすめ

就労移行支援は次のような障害者におすすめです。

下のケースに1つでも当てはまっている方は、就労移行支援事業を利用することでスムーズに就職活動を進められると思いますよ。
就労移行支援がおすすめの障害者
スキルを身につけて安定的に働きたい方
長く働ける、障害に理解のある企業で働きたい方
働いた経験が無い・ブランクがある方
感情やストレスのコントロールに不安がある方
コミュニケーションが苦手な方
治療と仕事を両立させたい方

年齢・エリア・障害者手帳の有無から就労移行支援事業を選ぶ

障害者におすすめの就労移行支援事業を年齢、エリア、サポートしている障害の種類、障害者手帳の有無による利用可不可、就労移行支援の有無を軸にまとめています。

あなたに合った就労移行支援事業を利用してみてください。
就労移行支援事業年齢エリア障害者手帳の有無
Cocorportどの年代でも東京、神奈川、千葉、埼玉
大阪、愛知、福岡
問わず
ミラトレどの年代でも東京、神奈川、千葉、埼玉
愛知、大阪、兵庫
問わず
LITALICO
ワークス
どの年代でも全国問わず
atGPジョブトレどの年代でも東京、千葉、神奈川、埼玉
大阪、京都、兵庫、奈良
あり、申請中
申請前の方
atGPジョブトレ
IT・Web
どの年代でも東京、千葉、埼玉あり、申請中
申請前の方

就労移行支援を見る

就労移行支援とは

就労移行支援とは

就労移行支援とは、簡単に言うと、働くためのトレーニングやスキル学習、就職後フォローなどが付いた、障害者のキャリアをトータルでサポートしてくれるサービスのことです。
就労移行支援とは

就労移行支援とは、障害者総合支援法によって定められた障害福祉サービスのひとつで、障害者のキャリアをサポートするものです。

働くために必要な知識やスキルを習得できる機会を提供してくれるとともに、就職・転職活動で必要なサポート(キャリア相談や求人紹介、応募書類の添削、面接対策、職場定着のための支援)を実施してくれるサービスです。

また、就労移行支援は厚生労働省の資料「就労移行支援について」で以下のように説明されています。

サービス内容:

  • 一般就労等への移行に向けて、事業所内や企業における作業や実習、適性に合った職場探し、就労後の職場定着のための支援等を実施
  • 通所によるサービスを原則としつつ、個別支援計画の進捗状況に応じ、職場訪問等によるサービスを組み合わせ
  • 利用者ごとに、標準期間(24ヶ月)内で利用期間を設定

対象者:

一般就労等を希望し、知識・能力の向上、実習、職場探し等を通じ、適性に合った職場への就労等が見込まれる障害者(65歳未満の者)
① 企業等への就労を希望する者

就労移行支援プログラムは運営会社や事業所によってさまざま

就労移行支援は上記のように政府によって定められていますが、そのプログラム内容は運営会社や事業所によってさまざまです。

それぞれの就労移行支援事業がどんなプログラムを提供しているかは、『障害者におすすめの就労移行支援』のそれぞれの事業所解説の中の『就労移行支援の内容』に詳しく記載していますので、そちらをご覧ください。

就労移行支援の利用料金は?

この記事で紹介している就労移行支援事業では、9割の方は無料で利用していますよ。

就労移行支援の利用料金は厚生労働省によって定められており(下記表参照)、前年の世帯収入よって月の負担額の上限が決められています。

(世帯収入は、18歳以上の場合は本人と配偶者の収入の合計。18歳未満の場合は保護者世帯の収入の合計。)

区分世帯の収入状況月の負担上限
生活保護生活保護受給世帯0円
低所得者市町村民税非課税世帯(※1)0円
一般1市町村民税課税世帯(所得割16万円未満 ※2)
※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム、ケアホーム利用者を除く(※3)
9,300円
一般2上記以外37,200円

※1:3人世帯で障害者基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯が対象。
※2:収入が概ね600万以下の世帯が対象。
※3:入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム、ケアホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合「一般2」。

障害者の就職活動には就労移行支援事業がおすすめ!その5つの理由

障害者の就職活動には就労移行支援事業がおすすめ!その7つの理由

わたしが障害者の方に就労移行支援をおすすめする理由はつぎの5つです。
就労移行支援がおすすめの5つの理由
就労移行支援事業は、障害に理解がある企業の求人を扱っているから
さまざまな障害に対しての理解が深く、それを考慮してサポートしてくれるから
障害者に対するキャリアサポートのノウハウを蓄積しているから
働く中でのその障害に対する対策や対処法を熟知していて、レクチャーしてくれるから
働きだすための準備ができるだけでなく、新しいスキルや知識を学べる機会を提供してくれるから

以上のことから、障害者の方には就労移行支援を利用することをおすすめします。

「就活をしているのに内定がなかなかもらえない」「就活の進め方がわからない」「障害者に理解のある企業を探している」という障害者の方は、ぜひ就労移行支援事業を利用してみましょう。
内定率やキャリアへのモチベーションが格段にアップするとともに、働きだすための身体や心の準備ができるはずです!

就労移行支援事業を選ぶときの手順・見るべきポイント

障害者の方が就労移行支援を選ぶときの手順や見るべきポイントを紹介します。

障がい者
障がい者
就労移行支援事業は数が多くてどれを選べばよいか分からない…

という方も多いのではないでしょうか。

以下の手順に沿って選択肢を絞っていくと、よりスムーズにあなたに合った就労移行支援事業を選ぶことができるので、ぜひ参考にしてください。

就労移行支援事業を選ぶときの手順・見るべきポイント
住んでいる・働きたいと思っている地域の求人があるのか、その地域をサポートしているのかを確認
自分の障害をサポートしているかを確認
障害者手帳の有無によりサービスを利用できるかを確認
複数の説明会・見学会・体験・初回面談などを受ける
自分のレベルに合った就労移行支援事業の利用を開始

障害者におすすめの就労移行支援5選

それでは障害者におすすめの就労移行支援事業を紹介します。
今回は、就労移行支援のプログラム内容や障害者のキャリアサポート実績が充実している5つの就労移行支援事業を厳選して掲載しています。
就労移行支援のサポート内容はさまざまです。自分の障害のレベルに合った就労移行支援を受けることが就活成功のカギとなります。複数の就労移行支援事業の見学会や初回面談に参加し、あなたに合ったサポート内容の就労移行支援を受けるようにしましょう。

失敗しない 障害者キャリアサポート選び決定版!

おすすめ就労移行支援事業|Cocorport(ココルポート)|

  • バランスの取れた多彩な就労移行支援プログラム

おすすめ就労移行支援事業|パーソルチャレンジ・ミラトレ|

  • 人材大手が運営する就労移行支援事業

おすすめ就労移行支援事業|LITALICOワークス|

  • 全国で幅広く展開、知名度の高い就労移行支援事業

おすすめ就労移行支援事業|atGPジョブトレ 

  • 5つの障害別専門プログラムの就労移行支援事業

おすすめ就労移行支援事業|atGPジョブトレ IT・Web|

  • IT・Webに興味がある障害者におすすめの就労移行支援事業

就労移行支援事業を利用した人の評判

就労移行支援事業を利用した人の評判

男性気分障害
30代男性
働く上でのうつ症状への対処法が明確になった

自分では解決策が見つからず就労移行支援を利用しました。最初は事業所に通うのも億劫だったのですが、専任のカウンセラーが丁寧にサポートしてくれたおかげで、徐々に精神的にも安定していったと思います。特に、職場でのコミュニケーションの取り方などを学べるプログラムの経験はいまも役立っています。また入社した会社もうつ病に理解のある会社で、私の症状を考慮してくれているのも大きいですね。

女性発達障害
30代女性
人とあまり関わりの無い職場に就職できた

人とコミュニケーションを取るのが苦手で、特に電話対応やミーティングといった人と会話をしながら物事を進めて行く仕事が苦手です。なのでなるべく人と関わりの無い求人を探していたのですが、なかなか見つからず。就労移行支援を使えばなんとかなるのでは、と思い利用をはじめました。就活時にスタッフが私の意向と仕事内容などを照らし合わせてくれ、無事に会話が少ない、会話をしなくても仕事を進められる会社に入社することができました。

男性発達障害
20代男性
疑似職場体験で報連相のコツを掴めた

疑似職場体験ができる就労移行支援事業を利用しました。私はひとに報告や連絡をするのが苦手です。仕事をするとなるとどうしても報連相が必要になるので困っていました。そこで、就労移行支援の事業所では、普通の会社のように仕事や役割が与えられるプログラムを行いました。そのトレーニングの中で会話の聞き方や話し方を学ぶことで、コミュニケーション能力が少しは向上したと思います。

男性精神障害
30代男性
前向きに考えられるようになった

就労移行支援の利用を開始して、生活リズムの改善が進みました。さまざまなプログラムを通して、だんだん前向きに考えられるようになったのがとても大きいです。また、自分と同じ障害を抱える仲間とグループワークをすることで、症状が悪化したときの対処法や考え方などを共有し学ぶこともできました。

就労移行支援事業のサポート内容と登録後の流れ

つぎに、就労移行支援事業のサポート内容と登録後の流れを順を追って説明していきます。

会員登録・見学予約後にどのような流れでサポートを受けられるのかを理解していることは、就労移行支援事業を利用する上でとても大切です。

就労移行支援の全体像が見えていれば、就職を成功させるまでのイメージができて、計画も立てやすくモチベーションも維持させやすいですよね!

障害者の雇用支援を行っているエージェントのサポート内容と登録後の流れは次のようになっています。

エージェントによって、サポート内容が若干異なったり、順序が入れ替わったりしますが、ここでは一般的な障害者エージェントのサポート内容を紹介しています。

エージェントのサポート内容,登録後の流れ(障害者)

就労移行支援とは

就労移行支援とは、障害者総合支援法に定められた「障害福祉サービス」のひとつです。障がいのある方が就労に向けたトレーニングを行い、働くために必要な知識やスキルを習得し、就職後も職場に定着できるようサポートを行います。

引用元:Cocorport(ココルポート)

サポート内容・登録後の流れ詳細

1.登録 / 予約する(無料)

1.登録 / 予約する(無料)

障害者エージェントの公式サイトで、必要な情報を入力して登録、もしくは予約を完了させしましょう。

また、障害者手帳を所持している(申請中も含む)、障害者の方しか利用できないエージェントもあるので各エージェントのホームページで確認をしてください。

最近のエージェントの傾向として、登録が簡単で、すぐに完了できるところも増えてきています。名前や電話番号、メールアドレスなど以外は選択式で会員情報を入力できて、あまりストレスがかからず登録できるのは良いですね。
2.本人確認の連絡

2.本人確認の連絡

登録後は、電話もしくはメールなどで本人確認の連絡が来ます。

(聴覚障害など、電話が困難な方へはメールで本人確認の連絡がくるので、普段使っているメールアドレスを登録しましょう。)

登録内容に誤りがないことをきちんと確認しましょう。

また、初回面談や見学などの日程調整がおこなわれる場合もあるので、障害者エージェントを利用する際は自分のある程度のスケジュールを把握しておいてください。

障害者エージェントによっては本人確認のついでに、経歴や就職、転職意志などの簡単なヒアリングも行われることがあります。時間にして10~15分、長い場合だと20分くらいは掛かってしまう場合もあるので、時間が無いときは後ほど折り返すか、折り返しの電話をしてもらうよう頼みましょう。
3.説明会 / 見学 / 体験 / キャリアカウンセリング

3.説明会 / 見学 / 体験 / キャリアカウンセリング

まずはじめに、説明会や施設見学、研修体験などを行っているエージェントもあります。

それらの過程をへて、最終的にその障害者エージェントを利用しようとなった方に対して、本格的にエージェントが就職・転職サポートを行ってくれます。

また、キャリアカウンセリングでは、エージェントの担当者と対面(もしくはテレビ電話など)で面談を実施し、あなたの経歴やスキル、キャリアデザインや希望条件などのヒアリング、アドバイスなどが行われます。

このキャリアカウンセリングは、企業の選考とはまったく関係の無いものです。リラックスしてあなたの本音を伝えるようにしましょう。
4.就労移行支援(スキル学習・研修期間)

4.就労移行支援(スキル学習・研修期間)

就労移行支援を設けている障害者エージェントもあります。

ITやWeb関連の新たなスキルを身に着けられる研修を実施しているところや、働くことに慣れてもらうために研修を実施しているエージェントがあったりと、まちまちです。

あなたのニーズに合った障害者エージェントを利用するようにしましょう。
5.求人紹介

5.求人紹介

キャリアカウンセリングの結果や研修の内容を元にあなたの適正を判断し、将来のキャリアデザインや希望に合った求人を複数紹介してくれます。

紹介される求人の数は、障害の種類やエージェント、研修内容、キャリアカウンセリングの結果によってまちまちです。1、2件しか紹介されない場合もあれば、5件以上の紹介をされることもあるでしょう。
6.応募書類添削

6.応募書類添削

エントリー先が決まれば、次に行われるのは応募書類の準備、添削です。

履歴書や職務経歴書の基本的な書き方から魅せ方まで、丁寧に添削をしてくれます。

エージェントの人は何百、何千という障害者の方の応募書類を見てきたプロフェッショナルです。エージェントの添削に頼れば、書類作成に自信がないという方でも安心ですね。
7.求人へ応募

7.求人へ応募

応募書類が完成したら、あなたの担当者が企業に提出をしてくれます。

応募書類の提出と一緒に、推薦文や推薦コメントを企業の人事担当に伝えてくれ、書類選考を有利に進められるのも障害者エージェントのメリットです。

求人サイトを利用する場合は、自分ひとりで応募書類をそろえ、エントリーなどの手続きも自分でやらなくてはいけません。もちろん、あなたを推薦してくれる人もいないでしょう。
こういった点でも、求人サイトよりも障害者エージェントを利用するほうがメリットは大きいと言えますね。
8.面接対策

8.面接対策

面接の対策では、基本的なマナーや受け答えの仕方、自己PRや志望動機、障害の内容の伝え方などをアドバイスしてくれます。

また、エントリー先企業ごとの面接対策も実施してくれる場合もあります。

それぞれの会社の業界や職種にマッチした面接対策はもちろん、採用担当者が何を求めているのか、というような面接の本質的なことまでを伝授してくれます。

アドバイスや対策を教えてくれるだけでなく、模擬面接の実施もしてくれるので、緊張せずに本番に臨むことができると思いますよ。
9.採用選考・面接

9.採用選考・面接

面接対策が終われば、いよいよ企業の採用担当者との面接に入ります。

面接の準備や選考スケジュールの調整などは、担当のカウンセラーがすべて行ってくれるので安心です。

また万が一、採用選考に漏れてしまったとしても、その理由を知ることができるのも障害者エージェントを利用する大きなメリットです。

残念ながら選考に漏れてしまったときには、エージェント側が落ちた理由を企業の採用担当者に確認をしてくれ、あなたに採用選考のフィードバックを伝えてくれるようになっています。
その内容を次の応募先企業との面接に活かすことができるので、ひとりで行う就活・転職活動よりも圧倒的なアドバンテージを得ることができるでしょう。
10.内定・入社サポート

10.内定・入社サポート

内定が出たら、エージェントの担当者から連絡が来ます。

入社日程の調整や、ときには給与面などの条件交渉も責任を持っておこなってくれるので、最後まで障害者エージェントに頼ってしまいましょう。

また、いまの会社を退職するときの手続きや退職ノウハウなども持っているので、「会社にどう退職を伝えれば良いのか分からない」などの悩みを持っている場合にも、エージェントは頼りになります。

内定が出たあとは、新たな会社への入社に備えて、健康面やメンタル面も含め万全の体制を整えましょう!

就労移行支援に関するよくある質問

就労移行支援に関する質問、Q&A

ここでは就労移行支援事業に関するQ&A、よくある下記の質問について回答をしていきます。
就労移行支援の利用条件はなんですか?

就労移行支援の利用条件はなんですか?

基本的には障害者手帳を持っていることです。

就労移行支援事業によっては、まだ障害者手帳を持っていない、いま申請中である、またはこれから申請する予定、の方でも利用できるところもあります。

また、難病を抱えているが障害者手帳をもらえない、という方のサポートも行っている事業所もあります。

それぞれの就労移行支援で条件はバラバラなので、利用を検討している事業所がある場合は、まずは利用可否を確認してみてください。

どんな人が利用していますか?

どんな人が利用していますか?

精神障害、発達障害、知的障害、身体障害などさまざまな方が利用しています。

それぞれの就労移行支援事業によって、サポートしている障害の種類にバラつきがあるので、詳しくは『障害者におすすめの就労移行支援』の表内「サポートしている障害の種類」を参照してください。

就職活動ではどのようなサポートが受けられますか?

就職活動ではどのようなサポートが受けられますか?

履歴書などの応募書類の添削や面接練習などですね。

それ以外にも、希望する求人に関する相談や面談同行なども行ってくれる就労移行支援もあります。

人とコミュニケーションをとるのが苦手ですけど大丈夫ですか?

人とコミュニケーションをとるのが苦手ですけど大丈夫ですか?

はい。大丈夫ですよ!

サポートしてくれるスタッフは様々な障害についての理解があります。ひとりひとりの状況をしっかりと見て、それに合ったコミュニケーションが円滑にとれるように支援してくれます。

就労移行支援は「意味がない」「ひどい」のか?就労移行支援の実態

就労移行支援は「意味がない」「ひどい」のか?就労移行支援の実態

最後に就労移行支援の実態についてお話ししていきましょう。

ウェブ上の就労移行支援事業の評判や口コミを見ると、

障がい者
障がい者
就労移行支援は意味がない…
就労移行支援の内容がひどい…

というような意見を良く見かけます。

それもそのはずです。就労移行支援は運営会社や事業所、コース、プログラムなどによってレベルが大きく異なるからです。”レベルが大きく異なる”とは、その就労移行支援の良し悪しを言っているのではありません。

「就労移行支援」とひと言で言っても、そのレベルや種類はさまざま

障害の種類や重症度は、そのひとそのひとによって千差万別です。

そういった様々な障害を抱えているひとに対して、単一の定められたものによって全員を対象として就労移行支援を行うことは不可能です。もし可能だとしても、とても効率の悪いものになるでしょう。

障害者のさまざまなニーズに応えるために、就労移行支援事業を提供している企業は複数のプログラムを用意していることがほとんどです。

仕事に繋がるスキルを学べる就労移行支援プログラムもあれば、働き出すことにハードルを感じている障害者が仕事に慣れるためだけの就労移行支援プログラムなどもあります。

就労移行支援の事業所によって紹介してくれる求人の数や質に差がある

同じ分類の障害、そして障害の重症度も同じである、という人でも、利用する就労移行支援の事業所や運営会社によって紹介してくれる求人の数や質は異なります。

紹介してくれる求人は、それぞれの運営会社が独自に開拓や募集をした求人だからです。

そのため、あまり紹介実績のない企業が運営する就労移行支援を利用しても、その後になかなか良い求人を紹介してくれない、という事態に陥ってしまいます。

また、就労移行支援の事業所によって、扱っている求人の特色が異なることも抑えておきましょう。

障害のレベルが重いひと向けに単純作業の求人を多く保有しているところや、障害のレベルが軽くキャリア志向の障害者向けの求人を多く保有しているところなどもあります。

自分のレベルに合わない就労移行支援は「意味がない」し「ひどい」と感じる

上記の理由から、自分のレベルに合わない就労移行支援を受けているひとは「意味がない」し「ひどい」と感じて、利用者と就労移行支援とのミスマッチが起こっている現状があります。

しかし、一概に”就労移行支援”とひとくくりにして「意味がない」や「ひどい」といったネットの評判や意見を鵜呑みにして就労移行支援から距離を置いてしまうのは、就職への適切なルートをたどるための弊害になってしまうので注意が必要です。

複数の就労移行支援の事業所の見学会や初回面談に参加して、自分のレベルに合った就労移行支援を利用しよう

こういったミスマッチを回避するために、利用前に複数の就労移行支援事業を見学して、自分にはレベルが低すぎるのか、高すぎるのかをしっかりと見極める必要があります

障がい者
障がい者
見学だけではレベルの感覚があまり掴めなかった。

というような人は、就労移行支援事業所のスタッフの方と面談をし、相談や質問をすると良いでしょう。

とにかく、最初の就労移行支援事業所選びはとても大切です。レベル感が掴めるまで見学やヒアリングをすることで、事前にこのミスマッチを回避することができます。

「就労移行支援の事業所によって、ほんとうに様々な特徴を持っている。」ということを理解し見学会や初回面談にのぞみましょう。そして、さまざまな視点からその就労移行支援を吟味し、自分のレベルに合ったところを利用するようにしましょう。

就労移行支援事業以外の障害者の就活・転職活動に関するノウハウ

あなたに合った就労移行支援事業は見つかりましたか?

今回は、障害者の方におすすめの就労移行事業をご紹介しました。

ここで紹介している就労移行支援事業は、どこも障害者のキャリアサポートに長けており、サポート体制やプログラムが整っている就労移行支援事業です。

障害者が活躍できる社会づくりを本気で目指している就労移行支援事業は信頼できますし、とても頼りになる存在です。

キャリア形成をあきらめない。障害を抱えながらも社会に貢献しようとする。
そんな方々を心から応援しています。

就労移行支援事業の評判を募集しています

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