中高年転職者の圧迫面接の乗り越え方4パターン

面接圧迫面接,中高年,面接

筆者:つばさ
筆者:つばさ

圧迫面接の目的は、単なる嫌がらせではありません。

実は、ストレスに対してどのような反応をするか、そしてどんな相手にもきちんと耳を傾けることができるかをテストする目的があります。

とくにマネジメント能力や部下への指導力が求められる中高年には、圧迫面接が実施されることが多いようです。

今回は、中高年に対する圧迫面接をどうやって乗り越えたらいいのかを具体例を挙げながら解説します。

圧迫面接の乗り越え方1|今までの実績や言動を否定された場合

中高年の圧迫面接で、よく行われることが「今までの実績や言動を否定されること」です。

どんな人でも自分の実績や誇っていることを否定されれば、ムッとします。しかし、そのままムッとした表情をしたり怒ったりしてはいけません。

面接担当者が「違います」「あなたに向いていない」などと否定したときには「Yes,But」で受け答えるようにします。

例えば面接担当者が、

面接官
面接官
営業畑だったあなたには、経理の仕事は向いていない。

といったならば、

転職者
転職者
はい、おっしゃる通りです。しかし、営業で培った費用意識や利益意識は経理に生かせると思っています。

のように、一度YESで受け止めて、BUTで返すのです。

また、はっきりと「あなた、違います」と言われたときには素直に受け止めるようにしましょう。

このときにはYESだけでBUTと続けてはいけません。素直に詫びて言い訳をしないことも立派なスキルといえるのです。

中高年の転職者の中には、過去の実績や肩書を武器にして転職活動をしている人もいます。そんな人に否定することを言えばプライドが傷つけられるでしょう。

転職者のプライドが傷つけられる可能性はとても高く、予測できるトラブルです。面接担当者は、あえて前もってプライドを傷つけてみることで反応をうかがっているのです。

圧迫面接の乗り越え方2|つまらなそうにされたり無反応だったりした場合

面接中に面接担当者がため息をついたり、話をしても無反応だったりすると「何か失礼なことを言ってしまったのではないか」と思うかもしれません。

また、それなりの肩書があった人は「なんて失礼なやつだ」と怒りたくなるかもしれません。

しかし、これはストレスに対する反応をテストしているのです。無反応だったとしても気にせずに答え続けましょう。

そして「わざと無反応なふりをしている」と考えるのです。間違っても相手と張り合ってしまってはいけません。

淡々と質問に答えることで、相手や状況に関係なく自分を持ち続けることができる人と評価されるでしょう。

圧迫面接の乗り越え方3|答えにくい質問や感情的になってきた場合

「うち、倒産するかもしれないですよ」「前の会社のほうがいいと思いますよ」のように答えに困る質問も圧迫面接の一種です。

答えにくい質問をされて答えに困ったときには「わかりかねます」と答えましょう。

面接中はすべての質問に的確に答えなくてはいけないと思いがちですが、すべての質問に答えられなくてもかまいません。

とくに圧迫面接では、答えられるわけがない質問をされることも多く「かわす力」を見られている可能性もあります。

面接担当者が怒り出したり感情的になってきたときには、一緒になって怒ってはいけません。またにらみつけたり、態度に出したりすることも避けましょう。

相手が怒っているときこそ、冷静に対応するようにします。

例えば、

面接官
面接官
えっ?何を言っているかわからない。

と言われたら、

転職者
転職者
申し訳ありません。わかりにくい部分はどこでしょうか?

と逆質問してみましょう。

新卒採用の場合は「申し訳ありません」という素直さだけで乗り越えられるでしょう。しかし転職面接では素直さだけでは乗り越えることはできません。

「わかりにくい部分はどこでしょうか?」と逆質問することで、解決策を探る姿勢をアピールすることができます。

圧迫面接の乗り越え方4|中高年の圧迫面接でも聞いてはいけない質問がある

中高年は社会人経験だけでなく、それなりの人生経験もあります。面接担当者によっては、採用とは関係なく興味本位で質問してくる可能性もあります。

圧迫面接は意図がありますが、興味本位の面接には意図がありません。対応の仕方は変わってきます。

例えば「家族関係」「家庭環境」に関する質問は、圧迫面接ではありません。

単なる失礼な質問です。答える必要はありません。

同じように宗教や思想についても答える必要はありません。

厚生労働省の人権に関するガイドラインに、はっきりと禁止されている質問事項です。

面接でこれらの質問をしてくる会社はこちらから辞退しても構わないと判断しましょう。

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まとめ|圧迫面接が始まったときには採用の可能性が高まっている

圧迫面接は、ストレスに対する強さと相手を選ばず傾聴姿勢がとれる器の大きさがあるかを見極めるテストです。

圧迫面接はすべての面接で行うことではなく、採用の可能性が出てきたときにのみ行います。

逆に面接中に不採用が決まった場合は、良いイメージで終えられるように面接担当者は努力するものです。

圧迫面接が始まったときには「採用の可能性が高まっている」と思って、冷静な態度で臨むようにしましょう。