面接で極度に緊張してしまう3つの原因と対策|転職の面接対策
- 面接官に「よく見られたい」という思いが強すぎるから
- 面接に慣れていないから
- 落ちる恐怖に支配されてしまっているから
面接で緊張する原因と具体的な対策を解説
面接は多少なりとも誰でも緊張するものです。
しかし、必要以上の緊張はいつもの自分が発揮できず、面接の結果に悪い影響を与えてしまうかもしれません。
そこで今回は、転職面接で毎回極度に緊張してしまい、自分の力を発揮できない人にみられる3つの原因をあげて、具体的な対策を紹介しましょう。
緊張の原因 ①:面接官に「よく見られたい」という思いが強すぎるから
転職では、即戦力になる人材が求められます。
そのため、転職面接ではすこしでも
という思いが出てくるのです。
面接では、謙遜して自己アピールする必要はありません。
むしろ今の実力よりも少し高めにアピールをするくらいがちょうどいいでしょう。
しかし「よく見られたい」という思いが強くなりすぎてしまうとよくありません。
「よく見られたい」という思いが強くなると、妙に強気の言動が出てしまうことがあります。
自信がある人は声が大きく、動作もゆっくりと堂々としています。
しかし自信がないのに「よく見られたい」という思いだけの人は、面接担当者に対して攻撃的な態度をとることで負けない自分を演出しようとしてしまうことがあります。
転職面接では、面接担当者は転職者を社会人として丁重にあつかってくれるでしょう。
しかし、丁重に扱われたからといって調子に乗ってしまうととんでもないことになるのです。
面接担当者に刃向かったり、反抗的な態度をとることで「強気の人」「できる人」「自信がある人」と見せよとしてはいけません。
面接の前から「よく見られたい」という思いが強すぎると、自分という芯がなくなってしまい、無駄な緊張ばかりが出てきます。
緊張の対策
転職面接の目的は「よく見られること」ではありません。
同じ人でも受ける会社によって評価は変わるのです。
転職面接を受けるときには「ありのままの自分」をきちんとアピールして「こういう人間です」と伝えるつもりで面接に臨むと極度な緊張はなくなっていくでしょう。
緊張の原因 ②:転職面接に慣れていないから
転職面接の雰囲気は新卒採用の面接とは違います。
面接というよりも、商談をする雰囲気で話し合いがされることも多いのです。
営業職で初対面の人と話すことに慣れている人はいいのですが、事務職やエンジニア職だった人にとっては雰囲気にのまれてしまうことも多いでしょう。
緊張の対策
転職面接も新卒面接も同じですが、極度に緊張する場合は「慣れること」が一番簡単な対策です。
面接には必ず合否が付いて回りますが、いくつかの面接は「練習用」と割り切って、落ちることを前提にするくらいの気持ちで臨んでみましょう。
最初から「ここの会社にはいくつもりがない」と思っていれば、緊張も少なくなるかもしれません。
数社の面接を経験していくうちに面接の雰囲気や流れがわかります。
未知の世界に飛び込むときには緊張しますが、流れが予測できればかなり緊張も和らぐでしょう。
緊張の原因 ③:面接で落ちる恐怖に支配されてしまっているから
面接を受ける前から極度に緊張してしまう場合は、面接に対する期待感が大きすぎるのかもしれません。
などと思ったりしてしまうと、自分にプレッシャーをかけてしまい、緊張させてしまうのです。
書類選考がなかなか突破できず、やっと面接にこぎつけた時には、なんとしても合格を勝ち取りたいと思います。
しかし、面接を受けた全員が合格するわけではありません。
緊張の対策1
合格の期待を持ちつつも「落ちた時」をイメージして、その後の対処を前もって考えておくと、「落ちたら先がない」というとてつもない恐怖からは解放され、冷静さを取り戻すことができるでしょう。
転職は、新卒採用とは違い中途採用がほとんどです。
そのため、募集が多い時期もあれば少ない時期もあります。
募集が少ない時期は、転職活動を頑張る気持ちがあっても思うように活動が進まないものです。
転職活動期間が長引いてしまうと、長引いている事実だけが押し寄せて、気持ちは焦り始めます。
焦りは、落ちる恐怖をどんどん大きくするのです。
緊張の対策2
落ちる恐怖をできるだけ減らし、緊張せずに面接をしていくためには、仕事を辞めずに転職活動するほうがいいでしょう。
「自分には仕事がある」と思いながら転職活動をすることで焦りはなくなり、落ち着いて面接を受けることができます。
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まとめ|面接での緊張は合う合わないのバロメーターにもなる
面接はとても緊張します。
緊張する原因は、紹介した3つ以外にもたくさんあります。
なんとなく自分とはあわない雰囲気に入った時にも緊張することがあります。
緊張は、一般的によくないことと思われがちですが、合う合わないを感じるバロメーターにもなるのです。
面接に行ったときに、極度に緊張してしまう雰囲気があった場合は、無意識のうちに「自分には合わない」と判断しているのかもしれません。
面接を受けるときには、どう見られるかだけではなく、自分はどう感じたのか等の緊張の度合いも参考にして会社選びをしてみましょう。