転職回数が多い人はこう見られる|転職の面接対策
- 「転職回数」も採用可否の判断材料の1つ
- 転職回数が多い場合でも、隠さず正直に話す、書類に記載する
- 転職回数にかかわらず、過去の転職理由をしっかりと話し、面接官に肯定的に納得してもらうことが大切
転職回数が多い人は、面接官にどう見られているのかを解説
近年人材の流動性が見直されつつあり、さまざまな転職ツールやエージェント媒体が増加している中、転職をするという行為が一般的になってきています。
平均の転職回数は業界・職種や年代によってまちまちですが、複数回転職を繰り返しているという人も決して珍しくはありません。
そこで今回は、「転職回数が多い人は、面接官にこう見られている」ということについて解説をしていきます。
転職回数が多いと悪く見られやすい
転職者の転職回数に対する企業の見方はさまざまありますが、良くも悪くも採否の決断をするために企業として気にしている項目の1つであることは間違いありません。
一般的に転職回数が多いことは、
と思われてしまう問題がまず第一に懸念されます。
後述しますが、そうした人は仕事を取り巻くさまざまなことに対する忍耐力が低いために、仕事内容や待遇、人間関係、その他少しでも何かの不満が出るとすぐに辞めて転職する失敗パターンの代表例です。
結果としてそれを繰り返すことで会社を渡り歩くことになるわけです。
こういう人の場合では、同世代で生き生きと働く身近な友人の影響を受けてしまうことも多いです。
しかし、「隣の芝生は青く見える」と言われるように、その友人達にもそれなりの悩みは絶対にあるはずですが、良い面ばかりが目に入って悪い側面は見えないが為に「自分も友人のような好環境で働きたい」と思って職場を変えることを繰り返してしまう人もいます。
転職回数が多いことは必ずしも悪く捉えられるわけではありませんが、過去の転職1つ1つにおいては採用する企業側も慎重に転職した理由などを確認して転職者のことを判断しなくてはなりません。
面接官は転職回数が多い人をこう見ている3例
転職回数が多い人は、下記のような例に当てはまる人かもしれないと面接官に思われている可能性があります。
- 面接官は転職回数が多い人をこう見ている3例
- 1つの会社に腰を据えて仕事に取り組むことができない人である
⇒ 飽きっぽい人? 忍耐力がない? 人間関係に悩みやすい? など - 他責的な人間である
- 専門的に優れた結果を出し続ける転職者である
①1つの会社に腰を据えて仕事に取り組むことができない人である
まずは、転職回数が多いことで真っ先に疑われやすい人物像の代表例です。
これは企業の人事担当の方や転職コンサルタントに言わせるところの「転職失敗パターン」にあたる人です。
仕事というのは毎日がルーティンワークで同じことの繰り返しになる会社も多く、飽きっぽい人にはそれがとにかくつらかったりします。
こうした人は、じっと座って行うデスクワークや屋外を歩き続ける営業職は忍耐力が低いと続けることは困難です。
また、どこの会社にも人間関係の問題はあるもので、年齢・性別・勤続年数や立場などさまざまな面が関わってくることで、良好な人間関係を築くのが難しい現実があります。
特に近年は外国人労働者が増えてきており、日本の礼儀的な文化の理解に乏しい外国人を積極的に採用する企業では特に切実な問題となっているように感じます。
こういった職場に対するさまざまな不満があらわになることで転職を繰り返してしまいます。
②他責的な人間である
これもよくある転職失敗パターンに陥った人の例の1つです。
自身に関連するさまざまな問題に対して、自身の責任や意識を低く持ち、自分以外の人の責任を持ち出して言い訳ばかりする人のことです。
こうした人は当然のことながら企業から評価されにくく、キャリアアップも給与アップもあまり望めません。
ゆえにそうした不満から転職を繰り返してしまいます。
③専門的に優れた結果を出し続ける転職者である
3つ目のこの例は、
と思われている、良いパターンです。
専門的なスキルを重視する業界であったり、企業の高度なポジションで次々に成果を出し続けることで、結果として転職回数が多くなっているという場合があります。
こうしたケースでは、面接時に聞かれる転職理由とその裏付けなどが慎重に企業によって判断されることになるでしょう。
転職回数は何回までならOK?
転職回数は何回までならOKという一般的に決まった回数があるわけではありません。
転職回数の多い人に対する対応や感じ方は会社によってまちまちです。
例えば「トータルで転職は〇〇回までOK」としている会社もあれば、「20代で最大3回、30代なら最大5回」など年代別の判断基準を設けている会社もありますし、これはちょっと極端な例ですが「転職歴が1回でもあれば採用しない」という会社も一部存在します。
また、一律的な転職回数の基準は特に設けていない会社も多いです。
そうした会社の場合は、過去の転職それぞれの理由を聞いて納得ができれば問題にはしないという対応です。
その一方で、むしろ転職履歴の多い人のほうを積極的に採用する会社も近年では少しずつ増えてきているようです。
これにより、転職回数の多い人のほうが持ちうるメリットもちゃんとあるのだということが分かりますね。
転職回数が多い人を好んで採用する企業もある
転職回数が多い人は、上記で述べた可能性としての人物像以外にも
- いろんな会社を見て世の中のことが分かっている人である
- 自分の価値を常に意識して働いている人である
という見方をする企業もあります。
前者の場合は、1つの会社の慣習に囚われたりせず、比較的物事を柔軟に受け入れることができて常識もしっかり持ち合わせていることが期待できます。
もちろん人脈もあるでしょう。
後者の場合は、当然自分のスキル等に自信を持っていることが前提ですから、比較的企業から見ても望む人材と言えます。
そうした人は自分の現状のスキル等に値段を付けることでより高値で買ってくれる企業にどんどん転職していくわけです。
いずれのケースにおいても、転職というのは人生レベルでの一大チャレンジです。挑戦です。
こうした挑戦する人は特に、新規で立ち上がったベンチャー企業などに好まれる傾向にあります。
どんな人物を仲間として受け入れるべきかということを企業の視点で考えれば、当然といえば当然の傾向と言えるでしょう。
面接で注意すべきポイント『転職回数は隠さない』
転職回数は転職者の年代に応じた適度な回数であれば問題になることはありませんが、それに当てはまらない異常に多い回数である場合は基本的には企業から悪く見られやすいものです。
ゆえにいたずらに転職回数を増やすようなことだけは避けるようにしましょう。
また、転職回数が多い場合は基本隠すことなく、履歴書などにも正直に記載するようにしましょう。
企業に一定期間勤めれば後々税金の対応などで転職歴がバレる場合があります。
例えば、面接で転職歴はないと言っていたにも関わらず、後々の調査で何度か転職していたことが明らかになったとしましょう。
その場合、経歴詐称とまではならなくとも、問題になりそれなりの処分を受けることになりかねませんので注意しましょう。
転職回数に対する見方は企業によりまちまちですが、その回数が多い場合は基本的に過去の転職それぞれの転職理由が慎重に確認される可能性が高くなります。
面接ではそれら過去に転職した理由に関しても、包み隠さず言うようにしましょう。
それがその会社へ入社した際にも当てはまりそうな不満からきている転職でなければ、多少転職回数が多くとも採用面で問題視されることはありません。
採用担当者に肯定的に納得してもらえるようしっかりと過去の転職理由を話すことが大切です。
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