面接官の心に残る話し方の3つのポイント|転職の面接対策
- 回答そのものだけでなく、「話し方」も大切
- できるだけ多くの面接官に自分を印象づけよう
- 自分らしさを相手に伝えられるような話し方をしよう
面接官の心に残る話し方の3つのポイント
採用面接では、限られた時間の中で求職者の内面を深く探る質問が繰り返されます。
多くの求職者は答えの内容に注意を傾けますが、面接官の印象や心にどれだけ残るかは、その回答だけでなく「話し方」にも依存します。
そこで今回は、採用面接で面接官の心に残る話し方の3つのポイントをお話しします。
- 面接官の心に残る話し方の3つのポイント
- 結論は一番最初と最後の2回言う
- 視線はすべての面接官に同じように配る
- 簡単な言葉やシンプルな答えしか思いつかない時こそ大げさに抑揚をつける
話し方のポイント① 結論は一番最初と最後の2回言う
採用面接を受ける人は、準備をしてきたひとほど簡潔な答えを避けてしまう傾向があり、話す量が増えがちです。
言葉は少ないよりも多い方が印象に残るように思われますが、実は量が多くなればなるほど全体の濃度は薄くなり、
と思われてしまいます。
採用選考の面接ともなると誰もが緊張をする場ではありますが、「結論はなにか」「質問の答え」に意識を割いて話すようにしましょう。
面接官は質問した時に、質問に応じた結論を待っています。人によっては結論を最後に述べることで印象を強く残すという話し方をする人もいますが、面接では不向きでしょう。
なぜならば、採用面接には時間の制限があります。結論に至った経緯や解説よりも、面接官が知りたいことは結論です。
面接官の心に残すためには、質問に対してどのような答えを出したかを明確に早く示すことがポイントです。
とりあえず、まず先に結論を言っておけば間違いありません!
質問を受けたら最初に結論をハッキリと言いましょう。
結論を出してから説明が必要であれば少しだけ足します。説明が長くなってしまうと結論のインパクトが薄くなり逆効果です。
もしも説明が長くなったときには、結論を印象付けるために最後にもう一度結論を繰り返します。
大切な言葉や印象付けたい言葉を繰り返して言うことも、面接においてはインパクトを与えるコツです。
話し方のポイント② 視線はすべての面接官に同じように配る
採用選考の面接には数人の面接官が入ります。
面接を受けているうちにどの人が上役でどの人が事務処理役なのか見抜くことができると思いますが、つい、事務処理役のひとは合否に関係ない人と思ってしまい、面接中に視線を向けなくなりがちです。
しかし、面接ではできるだけ多くの面接官に自分を印象付けることが大切です。
採用面接を終えた後、上役だけでなく面接に入ったすべての人で合否の話し合いをします。その時に一人でも「あの人は不採用にしたい」という印象の言葉を発すれば、合格は遠のいてしまう可能性があります。
例え事務方として面接に入ったとしても、面接の場に入る立場の人ならば、それなりに意見が言える立場の人でしょう。
面接の場にいる人はすべて合否に関係する人と思って、同じように視線を配るようにしましょう。
「話し方」は発声方法だけではありません。「話し方」には表情や視線や体の動きも含まれます。
表情豊かに面接官に視線を配りながら話ができる人は、たとえ言葉が足りなかったとしても面接官に好意的な印象を残します。
話し方のポイント③ 簡単な言葉やシンプルな答えしか思いつかない時こそ大げさに抑揚をつける
採用面接では短時間にたくさんの質問を受けるため、中には気の利いた答えが思い浮かばないこともあるでしょう。
そんなときでも「話し方」次第で面接官の心にしっかりと残すことができます。
簡単な言葉やシンプルな答えをするときこそ、声に抑揚をつけて言葉に深みを持たせましょう。
抑揚とは、単に声量を大きくしたり小さくしたりすることではありません。短い文章の中でもゆっくりと話す部分と勢いづけてスピードをつけて話す部分を作ります。声の大小だけでなく、スピード感を出すことで面接官の印象に残ります。
ただし、注意点が一つあります。
面接中に身振り手振りをする人がいますが、身振り手振りで印象に残る方法は避けたほうがいいでしょう。あまりにも身振り手振りが大きいと動作に目が行ってしまい、言葉の内容が印象に残りません。
さらに動作があまりにも大きいと、自信がないことを隠すために身振り手振りでカモフラージュしているのではないかと思われてしまい、マイナスの印象を強く残してしまう可能性すらあります。
面接のすべての質問に対して、素晴らしい答えを出すことができるひとはいません。
面接官の心に残る求職者というのは、たったひとつでも他のひとから聞くことはなかった答えや話し方をした人です。
自分だけの「話し方」を研究し、どんな答えであっても自分らしさがあふれるように練習しておくと良いでしょう。
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まとめ|採用面接では回答を無理に工夫するのではなく、「話し方」で差をつけよう
採用面接の面接官は1日にまとめて複数人と面接をします。そのほとんどのひとは、当たり障りのない答えや模範解答のような答えをするのです。
求職者本人は「無事に面接を乗り越えた」と思いがちですが、実は「無事に面接を乗り越えた」ということは面接官の心になにも印象が残っていない可能性が高いのです。
奇をてらった答えをした人は印象には残りますが、やはり非常識と受け止められてしまうリスクがあります。
奇をてらった答えで印象に残すのではなく、模範解答のような答えであっても「話し方」で印象に残す方が危ない橋を渡るリスクは少ないでしょう。