エージェントの求人の5つのメリットと5つのデメリット
- エージェント(人材紹介会社)を利用して転職や就職活動をする上での求人に関するメリットとのデメリットを紹介。5つのメリットと5つのデメリットがある
- エージェントのメリットとデメリットを全て把握した上で、メリットを最大限に活かせるような利用を心がけよう
エージェントの求人のメリット、デメリットを紹介
今回はエージェントの求人に関する5つのメリットと5つのデメリットを紹介します。
エージェントを利用した場合、どんな求人を紹介してもらえるのでしょうか?またはどんな求人は紹介してくれないのでしょうか?
そして、求人を紹介してもらうことによって得られるメリットは?デメリットは?
その他のエージェントのメリットとデメリットが気になる方は、下の「【完全版】エージェント(人材紹介会社)の全22のメリットと10のデメリット」の記事をチェック!
下の記事ではエージェントのデメリットを上手くカバーした利用方法や裏ワザ、そもそも利用するべきかの判断材料なども紹介しています。
エージェントの求人に関する5つのメリット
エージェント(人材紹介会社)を利用して転職や就職活動を行う上での求人に関するメリットは次の5つです。
- 求人に関するエージェントの5つのメリット
- 非公開の求人を扱っている
- 求人票以外の情報を得られる
- 自分の適性(性格やスキル)に合った求人を見つけることができる
- 逆に自分に適していない求人(業界や職種)を判断することもできる
- 求人サイトやハローワークに比べてブラック企業の割合が少ない
それぞれのメリットの詳細については、次の項目で述べているので、気になる方は参考にしてください。
求人に関するエージェントのメリットの詳細
エージェント(人材紹介会社)を利用する上での、求人に関するメリットの詳細の解説をしていきます。
1.非公開の求人を扱っている
非公開求人とは、求人サイトや企業のホームページ、求人雑誌などに掲載されていない(一般公開されていない)求人のことです。
エージェントはそれらの非公開求人を多数扱っているので、キャリアの選択肢が広がるという意味で大きなメリットになります。
70~80%の非公開求人を保持しているエージェントも存在します。
また、非公開求人は競争率が公開求人よりも低くなる傾向にあり、就職や転職の成功率があがるというメリットもあります。
ちなみに、企業は採用の手間や場合によってはコスト(主に人件費)を下げたい場合に求人を非公開にして人材を募集します。
2.求人票以外の情報を得られる
各エージェントが独自に入手した企業の社内雰囲気や労働環境、一緒に働くことになる人たちの人間関係などの求人票だけでは読み取れない情報を入手することができるメリットがあります。
エージェントによっては、わざわざ企業の職場にまで足を運んで、利用者に紹介する求人について徹底的に調査を実施するところもあるようです。
3.自分の適性(性格やスキル)に合った求人を見つけることができる
近年のインターネットの急速な発達にともない、無数の求人情報がウェブ上には溢れています。
そんな溢れた求人の中から自分に適した求人を見つけるのはとても骨の折れる大変な作業ではないでしょうか。
そんな中、エージェントはキャリアカウンセリングを通してその人の適正や強みを見出して、それに合った求人を紹介してくれます。
毎年何百、何千人もの求職者のサポートをしているからこそ、客観的な目で人を判断をする能力に長けています。
したがって、エージェントを利用することにより、自分ひとりで求人を探すよりも効率的に自分に適した求人を見つけ出すことができるメリットがあります。
4.逆に自分に適していない求人(業界や職種)を判断することもできる
エージェントはその人の適正を見抜く力があると同時に、不適正を見抜くこともできます。
転職や就職活動の際に多くの人が陥りがちな罠が、求人票だけの情報を頼りに企業や仕事内容を判断してしまうというものです。
キャリアカウンセラーから見たあなたに対する客観的な意見を取り入れることによって、自分に適していない求人に応募し続け、不採用になり続けるリスクを避けることがでるのもメリットです。
5.求人サイトやハローワークに比べてブラック企業の割合が少ない
企業がエージェントを利用して採用活動をする場合、そのコストは決して安くはありません。
求人サイトやハローワークは求人が無料もしくは安く掲載できるので、経営状況の良くない企業や労働環境が整っていないような、いわゆる人材をなかなか集められない、集められてもすぐに辞められてしまうような企業は、求人サイトやハローワークを主に使って採用活動をしています。
エージェントが扱っている求人には、ブラック体質な企業のものは全く含まれていないとは言い切れませんが、求人サイトやハローワークよりもその割合が低いことは明白です。
エージェントの求人に関する5つのデメリット
次の5つが、エージェント(人材紹介会社)を利用して転職や就職活動を行う上での求人に関するデメリットになります。
- 求人に関するエージェントの5つのデメリット
- 非公開求人の情報は登録をしてから、もしくはサポートを受けてからでないと見られない
- 取り扱いのない求人へは応募できない
- 紹介してくれる求人へしか応募できない
- 特定の求人や求職者層に特化しており、合わない場合がある
- 希望の条件に合う求人を扱っていない場合、ほとんど求人を紹介してくれない、または見当はずれの求人ばかり紹介してくる
それぞれのデメリットの詳細については、次の項目で述べているので、気になる方は参考にしてください。
求人に関するエージェントのデメリットの詳細
エージェント(人材紹介会社)を利用する上での、求人に関するデメリットの詳細の解説をしていきます。
1.非公開求人の情報は登録をしてから、もしくはサポートを受けてからでないと見られない
各エージェントが扱っている非公開求人の求人情報は会員登録をしてから、もしくはサポートを受けてからでないと見ることができないのはデメリットです。
登録前にも求人情報を公開している場合もありますが、求人情報の一部だけだったり、会社名が伏せられていたりするので、全ての求人情報を知りたいときはやはり登録をする必要があります。
また、簡単に登録できるエージェントがほとんどですが、中には登録の時点で履歴書や職務経歴書などを求められる場合もあります。
2.取り扱いのない求人へは応募できない
エージェントを使う場合の大前提ですが、そのエージェントが取り扱っていない求人への採用選考には応募できません。
それぞれのエージェントが扱っている求人は千差万別なので、利用するエージェント選びにも注意を払う必要があります。
3.紹介してくれる求人へしか応募できない
基本的にエージェントのサービスは、利用者の希望や能力、適正にあわせて求人を紹介して、利用者は紹介された求人のどれかに応募をするというものです。
ですので、たとえそのエージェントがあなたの希望する特定の求人を扱っていたとしても、あなたに適正がないと判断した場合、志望度が高かったとしてもその求人を紹介してくれることはほぼありません。(交渉次第では応募できる場合もあります。)
エージェントに紹介されないということは、つまり、「もしその求人の採用選考をあなたが受けても通過することは厳しいですよ」と暗に意味しているということにもなるので、紹介されなかった場合はあきらめるのが賢明な判断になるかもしれません。
4.特定の求人や求職者層に特化しており、合わない場合がある
エージェントによっては特定の求職者の層、もしくは業界や職種に特化していることがあるため、あなたの希望する求人の取り扱い自体が少ない場合があったり、そもそも紹介できなかったりすることもあるのがデメリットです。
こういったケースでは、紹介される求人の数が極端に少なくなることもありえます。
5.希望の条件に合う求人を扱っていない場合、ほとんど求人を紹介してくれない、または見当はずれの求人ばかり紹介してくる
あなたの希望が高いものであったり、特殊なものである場合、エージェントが紹介できる求人は限られてしまいます。
その場合、エージェントはその人のサポートを見送るか、もしくは、代替案(適当に見繕った他の求人)を提示して少しでも売上に繋がるように動くか、この2つのどちらかの判断を下します。
いずれにしても、このデメリットのケースに陥った場合、利用者にとって良いことは何ひとつありません。
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JOB HUNTING.comでは、エージェントに関するノウハウ情報を提供しています。「エージェントに関する情報を知りたい」という方は、ぜひこちらのコンテンツもチェックしてみてください。
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まとめ|エージェント利用の求人に関するメリットを最大限に活かそう
今回はエージェント(人材紹介会社)を利用して転職や就職活動をする上での求人に関するメリット、デメリットを紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
「非公開求人を扱っている」「求人票以外の情報を得られる」「自分の適性に合った求人を見つけることができる」など、利用のメリットはたくさんある一方で、そのデメリットも少なくありません。
エージェントを利用する際は、求人に関するメリットとデメリットを把握して、メリットを最大限に活かした利用をするように心がけることが大切です。
その他のエージェントのメリットとデメリットが気になる方は、下の「【完全版】エージェント(人材紹介会社)の全22のメリットと10のデメリット」の記事をチェック!
下の記事ではエージェントのデメリットを上手くカバーした利用方法や裏ワザ、そもそも利用するべきかの判断材料なども紹介しています。