フリーターが正社員求人を探す3つの方法|それぞれの探し方のメリットやデメリットは?
- フリーターが正社員求人を探すための3つの方法を紹介
- フリーター向けのエージェントを使う方法が正社員求人を探すのには一番。多くのメリットがある
- 転職サイトではフリーター向け求人の数が限られてしまう。他の経験者と選考がかぶったときに勝てない
- ハローワークはその地域の求人が多いが、求人やサポートの質が低い
フリーターが正社員求人を探すための3つの方法
フリーターの方が正社員求人を探すには、主に次の3つの方法があります。
- フリーター向け就職エージェントで正社員求人を紹介してもらう
- 転職サイトでフリーター可の正社員求人を探す
- ハローワークでフリーター可の正社員求人を探す
フリーターが正社員求人を探すための3つの方法について、それぞれのメリットとデメリット、その方法が向いている人という観点から紹介していきます。
またこの方法のほかにも、企業の採用ページから自分で応募する方法や就活ナビサイトを使う方法なども考えられます。
が、”フリーター”の方が正社員求人を探すとなったときには、あまり適していない方法であるので今回はその紹介をはぶきます。
方法1:フリーター向け就職エージェントで正社員求人を紹介してもらう
1つ目の方法は、フリーター向け就職エージェントを利用してそこで正社員求人を紹介してもらう方法です。
就職エージェントを利用することのメリットとデメリットには次のようなものがあります。
メリット
- 内定率が高い
- フリーター就活のノウハウについて詳しい
- 積極的にフリーターを採用している企業の求人を扱っている
- キャリアカウンセリングで不安や悩みを相談できる
- 応募書類の添削をしてもらえる
- 応募先企業ごとの面接対策をしてもらえる
- 企業の内情について教えてもらえる
- めんどくさいスケジュール調整をしてもらえる
- ブラック企業の割合が低い
- 求人票の信頼性が高い
- モチベーションを保てる
デメリット
- 取り扱いのない求人へは応募できない
- 紹介された求人へしか応募できない
- カウンセラーによってサポートの質にムラがある
- 希望の条件に合う求人を扱っていない場合、ほとんど求人を紹介してくれない、または見当はずれのものばかり紹介してくる
さらに詳しくエージェントのメリットやデメリットについて知りたい方は『就職・転職エージェントの全22のメリットと10のデメリット』の記事を確認してみましょう。
そして、フリーター向け就職エージェントで正社員求人を紹介してもらう方法が向いている人には次のような方が当てはまります。
向いている人
- フリーター歴が長い人
- 就活に不安や悩みがある人
- 相談相手が欲しい人
- 書類選考が苦手な人
- 面接が苦手な人
- 早く内定が欲しい人
- ブラック企業に入りたくない人
- プロのアドバイスをもらいながら就活を進めたい人
- 研修で資格や経験を身につけたい人
方法2:転職サイトでフリーター可の正社員求人を探す
2つ目の方法は、転職サイトでフリーター可の正社員求人を探す方法です。
転職サイトを利用することのメリットとデメリットには次のようなものがあります。
メリット
- 掲載されている求人の数が多い
- 好きな時間に気軽に検索できる
- 検索機能が便利(地域・休日・残業時間・年収などの条件で検索可能)
- 求人情報を自動で配信してくれる
デメリット
- フリーター可の正社員求人が少ない
- 社会人経験のあるほかの転職希望者も使っているので、選考がかぶったときに不利
- 書類選考で落とされる可能性が高い
- 応募から面接日程、入社日などのスケジュール調整を個人でしなければならない
- 書類・面接対策を個人で行う必要がある
- サイト上で収集できるフリーター関連の情報には限界がある
そして、転職サイトでフリーター可の正社員求人を探す方法が向いている人には次のような方が当てはまります。
向いている人
- 正社員経験が過去にある人
- 資格やスキルを持っている人
- 一人で就活を進めたい人
- 求人情報を大量に調べたい人
方法3:ハローワークでフリーター可の正社員求人を探す
2つ目の方法は、ハローワークでフリーター可の正社員求人を探す方法です。
ハローワークを利用することのメリットとデメリットには次のようなものがあります。
メリット
- その地域の求人が多い
- 職業訓練が安く受けられる
デメリット
- 求人の質が低い
- ブラック企業の割合が高い
- 求人票の信憑性に欠ける
- 就職サポートの質が低い
- 地域によっては混んでいる
さらに詳しくハローワークのメリットやデメリットについて知りたい方は『就職や転職でハローワークは使える?求人の数や質は?』の記事を確認してみましょう。
そして、ハローワークでフリーター可の正社員求人を探す方法が向いている人には次のような方が当てはまります。
向いている人
- 地元の企業で働きたい人
フリーターの正社員求人はブラックが多め?
ブラック企業の正社員求人が少ない媒体を選んで、就職活動を進めていくことが一番大切ですね。
ブラック企業の求人割合が一番低い媒体は就職エージェントです。
エージェントごとに企業を調査していて、はじめからブラック企業を扱わないとしているところも多いからです。
ブラック企業の求人に気をつけなければいけないときは、転職サイトとハローワークを利用するときですね。
転職サイトはお金さえ払えばどんな企業でも求人を載せることができますし、ハローワークに関しては無料で求人を掲載できるので質の低いものが集まる傾向にあります。
ですので、転職サイトやハローワークを利用する場合は十分に警戒して求人を選ぶ必要がありますね。
ブラック企業を避けるためのテクニックとしては、募集要項の敷居が低い求人にはなるべく応募しないことですよ。
就職エージェントが正社員求人を探すための一番の方法
フリーターが正社員求人を探すための3つの方法をそれぞれのメリットとデメリットを交えて紹介してきました。
それらのメリットとデメリットの数を見ても分かるとおり、就職エージェントを使う方法がフリーターの方が正社員求人を探すための一番の方法であることが分かります。
「フリーターから正社員になりたい」と本気で考えている方は、まずは就職エージェントに相談をすることからはじめましょう。
フリーターが使える就職エージェント
楽に就活したい…
面接が苦手だ…
というひとはつぎの就職エージェントを利用してみましょう。
フリーターだったひとや正社員としての職歴が無いひとを受け入れている企業の求人を数多く扱っていたり、応募書類の書き方・添削や面接対策など、充実のサポートをうけることができます。就職活動に割く時間も節約できるので、フリーターのひとにおすすめの就職活動方法の1つです。
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更新日:2024/11/19
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フリーターが使える転職サイト
フリーターが正社員求人を探すのには就職エージェントが一番であるとはいいましたが、転職サイトも使えないわけではありません。
フリーター可の正社員求人情報を収集するのには適した媒体ですからね。
転職サイトも就職エージェントと併用することで、より効率的に就活を進めることができますよ。
フリーターが正社員求人を探す方法以外のフリーターの就活に関するノウハウ
JOB HUNTING.comでは、フリーターの就職活動に関するノウハウ情報を提供しています。「フリーターの就活に関する情報を知りたい」という方は、ぜひこちらのコンテンツもチェックしてみてください。
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正社員求人はあせらずじっくりと見定めよう
フリーターの就職活動で一番やってはいけないことは、早く内定がほしいとあせってしまい正社員求人を見誤ることです。
入社後に「こんな会社だとは思わなかった」「待遇が悪い」「ブラック企業だ」という話は良く聞きます。
私の経験上こういう状態におちいっている人は、やはり就職をすることをあせっていた人が多いと感じます。
今回紹介したフリーターが正社員求人を探すための3つの方法をうまく取り入れて、しっかりと準備をして就職活動を進めてみてください。
フリーターだからといって質の低い求人で妥協するのではなく、あせらずじっくりと就職活動を進めていきましょう。