いつまでフリーターやってるの?就職先を探すなら今!人材の売り手市場の波がキテる!

フリーターフリーター

今回のポイント
  • 人材売り手市場のうちに、いつまでもフリーター生活を続けていないで区切りをつける決心をしよう
  • 大卒20代の若手であれば、フリーターでも大手の求人は多数ある
  • まずは、正社員としての社会人経験値を稼ごう
いつまでフリーターやってるの?就職先を探すなら今!人材の売り手市場の波がキテる!

いつまでフリーターやってるの?

いまフリーターの方は、いつまでフリーターを続けるのでしょうか?

夢がある!
将来目指すべきものがある!

というのならもちろん話は別です。

が、ただただ惰性でフリーター生活を続けている方も多いはずです。

なんか偉そうなことを言っているようですが、私もそんなフリーター生活を送っていた中のひとりでした。

「アルバイトは責任がなくて気楽。」

「休みたいときに休める。」

そんなことを思いながらフリーター生活を送っていました。

しかし、フリーターであれば誰しも考えたことがあるはずです。

「いつまでもこのままじゃダメなんだけどなぁ。」

「そろそろちゃんと働かないと。」

「歳を取るにつれて、どんどん選択肢が減っていってしまう…」

なんて、思ったことはありませんか?

フリーターから正社員になるのは、これまではとても大変な道のりでした。

「まじめに働こう!」と考えたからといってすぐに正社員として働き出せるわけではありませんでした。

しかし、いまは違います!

世間では空前の人材売り手市場になっているからです。

そこで今回は「いつまでもフリーターでいてはダメだ。」と少しでも考えたことがある方に向けて、就職活動を開始するならまさに “今" であることを説明したいと思います。

フリーターから就職するなら今!人材売り手市場の波がキテる

フリーターから就職するなら今!人材売り手市場の波がキテる

まずは、「人材売り手市場って何?」という方にそれがどういうものなのかを簡単に説明しますね。

人材の売り手市場とは、求職者数よりも求人数の方が多く、有効求人倍率が1.0倍以上の市場のことです。
売り手市場下では、就職先を探す人の方が会社を選べる有利な状態、企業の引く手あまたの状態になっています。

求人、求職及び求人倍率の推移(厚生労働省データ)

“人材売り手市場" という言葉だけを聞いてもあまりピンとこない人もいるでしょう。

そこで、厚生労働省が発表している「求人、求職及び求人倍率の推移」のグラフを見てみましょう。

求人、求職及び求人倍率の推移(平成30年5月分)

引用元:一般職業紹介状況(平成30年5月分)について「求人、求職及び求人倍率の推移」

まず、左側は平成17~29年度の年単位の推移グラフで、右側は平成29~30年度の5月までの月単位の推移のグラフになっています。

そして、棒グラフの青は「月間有効求人数」、水色は「月間有効求職者数」を表し、折れ線グラフは「有効求人倍率」をそれぞれ表しています。

有効求人倍率(折れ線グラフ)を見ると、平成21年度に底を迎えて以降は急上昇していますね。

平成26年度に1.0倍を越えて以降も上昇し続け、平成29年度以降は1.5倍以上ととても高水準で推移していることが分かります。

これは言い換えれば、いまいる100人の求職者に対して、150以上の求人があるということです。

これだけで世の中には求人が溢れていることが分かりますね。

これが “人材売り手市場" という社会の状態です。

就職先を探すなら今!

有効求人倍率がこれだけ高水準なので、すぐに人材売り手市場が終わることは考えられませんが、この状態がいつまで続くかはだれにも分かりません。

なので、私はフリーターの方に言いたい。

「フリーターから正社員になるために就職先を探す、就職活動をするべきなのは今!」であると。

また、求職者の方々にとって売り手市場のメリットは、ある程度就職先を選り好みできるという点です。

普通だったら企業が選考を受けにきた人材の中からだれを採用するかを選びますよね?

しかし、これだけ世の中に人材不足に悩まされている会社が存在するということは、どの会社ものどから手がでるほどその会社で働いてくれる人を探しているということです。

こういう状況であると、いままでの求職者と採用する側の立場は逆転します。

もちろん企業もある程度は人を選びますが、以前よりも採用の基準がゆるくなっていることは間違いありませんよね。

どの企業も人を欲しがっていて採用基準を落としているのですから、求職者側はより多くの選択肢の中から会社を選ぶことができるのです。

でも中小やベンチャー求人しかないんでしょ?

でも中小やベンチャー求人しかないんでしょ?

人材業界が売り手市場で、求職者側が会社を選べるとても有利な状況であることは理解いただけたと思います。

でも、こんなことを疑問に思った方も多いのではないでしょうか。

「どうせフリーターから正社員になれる会社なんて、中小やベンチャーの求人しかないんでしょ?」

正社員になると決めたからといって、どこの会社でも良いなんて考えるひとは少ないはですよね。

フリーターである方でもこう考えるのはもっともだと思います。

この答えは、半分は「NO」でもう半分は「YES」です。

大卒の20代であればフリーター採用に積極的な大企業も多数

半分「NO」という答えになるのにはワケがあります。

それはなぜかというと、大卒の20代を中心としたフリーターの採用になら積極的な大企業は数多く存在するからです。

(残念ながら、高卒であったり、30代である場合には、フリーターから大企業の正社員になるにはかなりハードルが高くなってしまいます。)

では、フリーターの採用に積極的な企業の求人はどこで見つけられるのでしょうか?

フリーター向けの求人は普通の転職サイトや企業HPでは見つけることができません。

20代の若いフリーターを採用しようとしている大企業は、専門の就職エージェントを利用して採用活動を行っています

当サイトでも、フリーターの方が利用可能な就職エージェントを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

まずは社会人経験を積もう

大企業や優良企業で働きたい、という気持ちはものすごく分かります。

私もそうですし、ほとんどの人がそう思っているでしょう。けど、現実的には厳しいときがありますよね。

しかし、もし就職先が中小やベンチャーだったとしても、フリーターから正社員になったことを考えれば大きな1つ目のステップアップだと思うんですよ。

もっと良い会社で働きたいと思うなら、まずは社会人としての経験を積むことです。

いままでフリーター生活を送っていて、まともな社会人経験がないことを考えれば当然の選択だと思います。

中小やベンチャーである程度社会人経験を積んでから希望の会社や業界へ転職するのも1つの手。

いや、これこそがまさに正攻法と言えます。

フリーターから正社員になって社会人経験を積めるだけ積む、これがいま惰性でフリーター生活を続けている方の最善の策なのではないでしょうか。

中小やベンチャーも捨てたもんじゃない

就職先を探すとなると、大企業や知名度の高いところに目が行きがちになってしまいますよね。

しかし、中小やベンチャーも捨てたものではありません。

どんな会社でも、その企業独自の強みというものを持っています。

例えば、世間ではまったく浸透していないような中小企業が独自の技術や製法で作ったものを大手にさばいている、なんてのは良く聞く話です。

また、ベンチャーなら急成長分野に力を入れているところが多く、毎年2倍、3倍以上の成長をしているなんてところもザラにありますよね。

中小、ベンチャーって言葉だけ聞くと、あまり響きは良くないかもしれませんが、その中にも数多くの優良どころが隠れていることを忘れてはいけませんよ。

ベンチャーは挑戦できる環境、一発逆転できる環境が整っている

ベンチャーとは、まだ立ち上がって間もない企業のことです。

そういった会社には、いまの能力に関係なく、だれでも挑戦できる環境というものが整っています。

会社はやる気に満ち溢れ、社員みんなでそういった雰囲気を作り上げているのです。

安定感という点で見れば、もちろん大企業には劣ります。

が、フリーターの方が挑戦できる環境に身を置いて「人生を一発逆転したい!」と考えるなら、ベンチャーはベストな環境であることは間違いありませんね。

いつまでフリーター?以外のフリーターの就活に関するノウハウ

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いつまでもフリーター生活を送っていないで、区切りをつけることが大切

「いつまでフリーターやってるの?」

この疑問は、フリーターの方であればだれもが自分自身に問いかけたことがあるものだと思います。

そんな疑問を抱えながらもフリーター生活を何ヶ月も何年も続けているひとも多いのではないでしょうか?

自由や気楽さを求めるのも良いですが、

(私もそうでしたし 笑)

いつまでもこの生活を送っているわけにはいかない。というのを一番考えているのはあなた自身であるはずです。

人材売り手市場のいまのうちに、フリーター生活に区切りをつける決心をして就職活動をはじめてみてはいかがでしょうか?

いつまでフリーターやってるの?就職先を探すなら今です!