看護師転職の今とこれから

看護師転職の今とこれから

えま
えま
看護師不足ってずっと前から社会問題になってるよね?
きょう
きょう
そのとおり。厚労省等のデータをもとに、看護師転職の今とこれからを紹介していくよ。
看護師転職の今とこれから
  • 看護師の有効求人倍率ってどのくらい?
  • 看護師の離職率ってどのくらい?
  • 看護師の退職理由は?
  • 看護師のこれから

看護師の有効求人倍率ってどのくらい?

あまり聞き慣れない言葉ですが、「有効求人倍率」とは何でしょうか?

有効求人倍率とは、有効求職者数(ハローワークに登録して仕事探しをしている人数)に対する有効求人数(ハローワークに登録されている求人数)の割合で、雇用動向を示す指標となります。厚生労働省が全国のハローワークの求職者数と求人数を基に算出し「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)で、毎月公表しています。有効求人倍率は、有効求人数を有効求職者数で割って算出します。求職者1人に対して何人分の求人があったかを示すもので、倍率が1を上回れば求職者数よりも求人数が多く、就職がしやすいことを表しており、倍率が1を下回れば求職者数の方が多く、就職が難しいことを表しています。

看護師の有効求人倍率は、ここ数年は2.0を上回っている状況です。その他の職業は1.0前半を推移していますので、看護師は就職しやすいと言えるでしょう。

看護師有効求人倍率

【出典】看護師等(看護職員)の確保を巡る状況

看護師の離職率ってどのくらい?

正規雇用、新卒の離職率はおおよそ横ばいで推移していましたが、2021年度に上昇しました。原因としては、新型コロナウイルス感染症が影響していると考えられます。一般職業の離職率と比較してみても、正規雇用、新卒では低くなっています。

病院看護職員の離職率推移

【出典】2022年病院看護実態調査結果令和4年雇用動向調査結果の概況

病床規模別に離職率を見てみると、99床以下の医療機関の離職率が高く、400~499床の医療機関の離職率が低いことがわかります。

病床規模別離職率

【出典】2022年病院看護実態調査結果

設置主体別に離職率を見てみると、既卒、新卒、正規雇用とも「個人」の離職率が高く、「公立」の離職率は低いことがわかります。

設置主体別★離職率(2021年度)

【出典】2022年病院看護実態調査結果

看護師の退職理由は?

では、どのような理由で退職しようと思ったのでしょうか?看護師の仕事を辞めた理由について、全体では「結婚」が最も多く、次に「子育て」による退職が多くなっています。

看護師は体力的にも精神的にも大変な職種なので、ライフイベントをきっかけに家庭と仕事のバランスを考えて退職する方が多いのではないでしょうか。

看護師退職理由

【出典】看護師等(看護職員)の確保を巡る状況

看護師のこれから

地域包括ケアシステムの推進に伴って、看護師の役割はますます多様化し、重要性が高まっています。看護師は医療機関だけでなく地域のあらゆる場所で、国民の生活を支える役割を果たしています。

持続可能で質の高い医療・看護提供体制を構築するためには、看護師が地域包括ケアシステムにおいてさまざまな役割を果たし、連携を図ることが重要です。そのためには、専門性の高い看護師の育成や、地域のニーズに応じた教育プログラムの提供も必要です。地域の健康ニーズを的確に把握し、地域住民の健康を支えるために、看護師が積極的に活動することが求められています。

地域包括ケアシステムの姿

【出典】地域包括ケアシステム

Posted by キョウ