エージェントを効率的に、賢く利用する方法(複数のエージェントに相談して、最終的に1社に絞り込む)
エージェントなどの就職・転職サービスを使う場合には、最初は幅広い媒体を複数同時に利用することをおすすめします。同時に利用することで、どのサービスが自分に最も適しているかを比較し判断することができますし、それが内定を獲得できる確率の大幅にアップにも繋がるからです。
メリットは上図に示したとおりで、エージェントの強みや弱みを判断できるとともに、キャリアの選択肢も広がります。
ここで面倒なのは、登録作業やキャリア相談の対応を各社ごとに実施しなくてはならないところですが、採用選考で一番面倒な応募書類の作成などは2社目以降は大幅にはぶくことができます。
キャリア相談でも、聞かれる内容の大筋は各エージェントでそこまで変わりはありません。一度こなしてしまえば、2社目以降はスムーズに自分の経歴や希望などを伝えられるようになっているはずです。面接練習なども各エージェントで実施してくれるので、「習うより慣れよ」という言葉があるようにかなりの場数を踏めるので、話ベタなひとや自分の頭の中身を整理したいひとほど複数利用のメリットは大きいでしょう。
複数の就職・転職サービスを利用することで多くのメリットを受けられます。最初から利用する媒体を1つに絞るのではなく、複数利用のメリットをしっかり活かすことで効率的に、賢く進めていきたいですね。
また、転職や就活を成功させている人は3~4社、多い人で5社のエージェントを利用しているのが現状です。実際に、人材大手のリクルートキャリアが発表した「エージェント利用社数に関する調査」でも下記のような結果が出ています。
エージェントの利用社数 | |
転職成功者 | 平均4.2社 |
全体 | 平均2.1社 |
少しでも気になるエージェントがある場合は、最低でも2社以上登録し、並行して利用するように心がけましょう。