東京で就職するメリット・デメリット
東京で就職するメリット・デメリット
東京での就職には、複数のメリットとデメリットが存在します。それぞれについて見ていきましょう。
東京で就職するメリット
東京で就職するメリットはさまざまですが、おもに次のようなものが挙げられます。
- 求人が多い
- 企業の本社が集中
- 求人倍率が高い
- 賃金が高い
- 公共交通機関が充実
求人が多い
求人が多い
東京は求人数が多く、業種や職種も豊富です。
日本国内の他の地域と比べても、東京は圧倒的に企業数が多く求人も多いので就職に有利な地域となっています。
未経験者や未就業者を積極的に受け入れている企業も多く、東京にはさまざまなチャンスが埋まっています。しっかりと準備をすれば就活もきっとうまくいくでしょう。
企業の本社が集中
企業の本社が集中
東京は企業数が多いのと同時に、各企業の本社や本社機能を備えた拠点が数多くあります。
本社が集中している都市ということは、総務や経理、人事などの職種の求人も豊富です。
また、東京には大企業だけに限らず、有数の中小企業やベンチャー企業なども集中しており、求職者にさまざまな選択肢を与えてくれる地域です。
大企業の場合は、いきなり本社勤務ということは残念ながらほとんどありませんね。一方で、中堅以下の企業の場合は、本社勤務というチャンスも巡ってくるかもしれません。優秀なひとと一緒に働けることで、あなた自身も成長できる機会が数多くあるでしょう。
求人倍率が高い
求人倍率が高い
日本全国で労働者が不足している問題に直面しており、企業の慢性的な人材不足が続いています。
そのため、日本国内の求人倍率はとても高い数値で推移しています。特に東京は、全国平均と比べても求人倍率が高くなっている地域です。
求人倍率が高いというメリットは、新卒者や転職者だけでなくすべての求職者に当てはまるものです。いまの労働市場はすべての人にとって、追い風と言える状況になっています。
賃金が高い
賃金が高い
東京は、全国で一番高い賃金水準を誇っています。
どの業界や職種においても、全国平均の1.2~1.3倍の賃金水準となっています。
働くうえでお金は、すべての労働者にとって最も重要なものです。賃金が高いという理由で、就職先を東京に決めるひとも多くなっています。
公共交通機関が充実
公共交通機関が充実
東京は、日本でもっとも電車やバスといった公共交通機関が発達している都市です。
そのため埼玉や神奈川、千葉といった近隣のベッドタウンに住んでも都心への通勤が容易となっています。
東京は家賃が高いというデメリットはありますが、住む地域を東京だけに限定しなければ選択肢は数多くあります。郊外に住むと距離的に多少離れていると感じるかもしれませんが、通勤時間で考えるとそこまで気にならないケースがほとんどですよ。
東京で就職するデメリット
次に東京で就職するデメリットを見てみましょう。
- 競争が激しい
- 生活コストが高い
- 満員電車
競争が激しい
競争が激しい
東京には魅力的な会社や求人がたくさんあります。それにともない優秀な人材も全国から集まってきます。
求人数が多い、求人倍率が高い、とメリットを挙げましたが、魅力的な求人においては競争が激しくなることは必然です。
また、就職した後の昇進・ポジション争いなどの競争も激しく、人材の入れ替わりが多いのも東京の労働市場の特徴です。
就活においても、入社した後においても、競争が激しいというデメリットがあるのは間違いありません。自分は競争環境に身を置きたいのか、それともワークライフバランスを重視したいのか、そういった点からも企業選びをする必要がありますね。
生活コストが高い
生活コストが高い
東京で生活するには多少コストがかかります。
物価が高いというのは広く知れ渡っている事実で、地方から出てくるひとは、特に家賃の高さに驚くことが多いのではないでしょうか。
20代などの若年層のひとは、最初は経済的に余裕を持てないひとも多いと思います。そんなときには住む場所の選択肢を東京だけに限定せずに、職場から近い郊外にも視野を広げてみましょう。
満員電車
満員電車
東京は日本で一番電車の混雑率が高い地域です。
特に通勤時と帰宅時の満員電車は、東京の生活が長いひとでもストレスが溜まる場です。
満員電車を避けるためだけにわざわざ出勤時間や退勤時間をずらす人もいるくらいですから、多少の覚悟は必要かもしれません。
若く、社会に出たてのころは、さまざまな要因でストレスを感じることがあると思います。満員電車もその一因で、東京で働く以上は満員電車は避けられないものであるという認識を持って、少しでもストレスを溜めないように心がける必要がありますね。