就活におけるエントリーシート(ES)とは?履歴書との違いは?
- エントリーシート(ES)とは、新卒の採用選考の一番最初に提出を求められる応募書類
- エントリーシートは書類選考の一環で、履歴書はその人の基本的な情報を知るためのソースとして使われる
- 採用選考で重要度が高い書類は、履歴書よりもエントリーシート
今回はエントリーシートと履歴書の違いについて解説
就活をする上で一番初めにやってくる関門が書類選考であるエントリーシート(ES)です。
エントリーシートをあまく見ている人がたまにいますが、エントリーシートも書類選考の一環です。
エントリーシートをしっかりと乗り越えて次のステップである面接に進めるようにしましょう。
ここではエントリーシートとは具体的にどういったものなのか、また、履歴書と何が違うのか、その違いを解説していこうと思います。
エントリーシートの書き方のポイントは下記の記事でチェックしてくださいね。
エントリーシート(ES)とは?
エントリーシートとは、企業の採用選考に応募するときに一番最初に提出を求められる応募書類です。
各企業のエントリーシートの通過率データは就職活動生の強い味方である『就職四季報』で確認できるので、応募する企業のエントリーシート通過率は必ずチェックしましょう。
通過率が低い企業に応募する場合は、より一層エントリーシートの作成に力を入れる必要があることを覚えておいてください。
エントリーシートの通過率は全企業平均すると60%前後になると言われています。およそ半分弱の学生が最初のエントリーシートで、採用選考から外れてしまうわけです。
これを多いと見るか、少ないと見るかは人次第だと思いますが、この60%前後という数値を考えるとエントリーシートの採用における重要度はかなりの割合を占めることは間違いありません。
また、人気の業界、企業ではエントリーシートの通過率が10%以下になることもあります。
エントリーシートと履歴書は何が違うの?どっちのほうが重要?
良く就活生が疑問に思うことは、エントリーシートと履歴書の違いは何?ということです。
また、どちらの書類の方が採用するにあたり重要度が高いのでしょうか。
採用する側の目的を考えたときに、エントリーシートは選考の一環であり、履歴書はその人の基本的な情報を知るためのソースとして使われます。
履歴書でも志望動機や自己PRを書く欄は存在すると思いますが、エントリーシートではより詳細に記載することになります。
面接のときには、話のネタとして履歴書は使われますが、あくまで面接の選考で重要視されるのは履歴書に書かれていることではなく、面接自体の内容です。
エントリーシートに志望動機や、自己PRを詳しく書いてしまえば、履歴書にはそれを要約した内容を書けば問題はありません。
したがい、採用するにあたり重要度が高い書類はエントリーシートとなります。また、この2つの書類には整合性や一貫性がなくてはいけないということを覚えておいてください。
良く聞くOpenESとは?
OpenESとはリクナビが運営するエントリーシート作成、提出ができるオンラインサービスです。
Web上のOpenESにあなたのエントリーシート、履歴書を一度登録さえしてしまえば、この機能を使っている企業に一度に提出することが可能となります。
エントリーシートを手書きで作成する手間や提出の手間を考えれば、OpenESは絶対に利用すべきだと言えます。
利用する際の注意点としては、手間が省けるからといって、内容自体の手間までを省いてしまってはいけないという点です。
作成、提出の時間が減った分は、エントリーシートの内容を考えるということに時間を割くようにしましょう。
エントリーシート(ES)は最初の関門
エントリーシートとはどういうものなのか、履歴書とは何が違うのかは理解できましたか?
就活を始めたばかりの方は、最初は分からないこと、戸惑うことばかりで、エントリーシートなんて大した書類ではないと勘違いする人が結構います。
しかし、エントリーシートを提出した時点から採用選考はすでにはじまっています。
そして、この最初の関門で約半数の人が脱落します。
就職活動を成功で終わらせるためにも、一つ一つの選考過程において全力で挑むよう心掛けましょう。
次は、エントリーシートの書き方のポイントを下記の記事でチェックしてみましょう!