キャリアアップを目指す方におすすめの資格と取得方法
じつは…介護職の経験はあるけど、介護職の資格を持っていないの…
でも大丈夫!介護職には色々な資格があるので、チャレンジしてみてね。
介護の仕事は資格がなくてもできますが、介護業界でキャリアアップを目指したいと考えているならば、資格取得は必須となります。
ここでは、将来キャリアアップを目指している方、介護についてもっと知りたい、もっと学びたいと考えている人に向けて、どんな資格があるかを紹介していきます。
資格の種類 | 受験資格 | 受講費用 (テキスト代等除く) | 受講時間 | 合格率 |
介護職員初任者研修 (旧ホームヘルパー2級) | 特になし | 無料~10万円程度 | 130時間 | ほぼ100%合格 |
介護福祉士実務者研修 (旧ホームヘルパー1級) | 特になし | 8~15万円程度 | 450時間 | ほぼ100%合格 |
介護福祉士 (ケアワーカー) | 実務経験3年以上 +実務者研修 | ー | ー | 82.8%(令和6年) |
介護支援専門員 (ケアマネージャー) | 医療・介護等の一定の職種 実務経験5年以上 | 2~8万円程度 | 87時間 | 21.0%(令和5年) |
生活相談員 (ソーシャルワーカー) | 特になし 社会福祉士・精神保健福祉士、 社会福祉主事任用等の資格を 保有する実務経験者 (自治体により異なる) | ー | ー | ー |
社会福祉士 |
社会福祉士の資格取得方法 (厚生労働省HP参照) | 50~400万円程度 (福祉系大学、短期養成施設、 一般養成施設等、ルートにより 異なる) | ルートにより 異なる | 58.1%(令和6年) |
備考)業務内容
- 介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級):介護事業所での身体介護・生活援助など、訪問介護での身体介護・生活援助・通院介助など
- 介護福祉士実務者研修(旧ホームヘルパー1級):介護事業所ので身体介護・生活援助など、訪問介護での身体介護・生活援助・通院介助など、たん吸引や経管栄養などの医療行為
- 介護福祉士(ケアワーカー):介護事業所での身体介護・生活援助など、訪問介護での身体介護・生活援助・通院介助など、たん吸引や経管栄養などの医療行為、本人・介護者などへの相談・助言、チームマネジメントやチームケア
- 介護支援専門員(ケアマネージャー):施設や居宅でのケアプラン作成・給付管理、本人とサービス事業者の連絡・調整
- 生活相談員(ソーシャルワーカー):本人・介護者などへの相談・助言、地域との連絡・調整、介護職員やケアマネージャーのサポート、契約書や計画書の作成
- 社会福祉士:介護事業所での身体介護・生活援助など、福祉・介護等についての相談・助言、利用サービスの見直し・調整、行政や医療機関等との連携
他にも、認定介護福祉士、医療介護福祉士、認定ケアマネージャー、主任ケアマネージャー、認知症介護基礎研修、認知症介護実践者研修、認知症介護実践リーダー研修、認知症ケア専門士、認知症ケア指導管理士、レクリエーション介護士、介護予防運動指導員、福祉用具専門相談員、ガイドヘルパー(移動支援従業者)、福祉環境コーディネーター、介護事務実務士、介護事務管理士、ケアクラーク、介護事務士、介護報酬請求事務技能検定試験、介護保険事務士等、介護に関する資格は多数存在します。それだけ、介護に関する専門的な知識と技術が求められている時代ということです。
資格によっては、転職までの準備期間に取得することも可能ですが、転職先で資格取得をサポートしてくれるところもあるので、事前に転職エージェントの担当キャリアアドバイザーに確認してみると良いでしょう。また闇雲に資格取得を目指すのではなく、転職先がキャリアアップできる環境にあるか、その資格が転職先で求められているものか等、しっかり検討した上でチャレンジしていきましょう。