20代女性に人気の職種は?転職しやすいのは?
- 20代女性に人気の職種TOP3を紹介
- 社会人経験の少ない20代女性が、事務職で正社員になることは難しい
- 人気のある、よく目に付く職種だけにとらわれず、広い視野を持って自分にあった職種を見つけよう
20代女性に人気の職種、転職しやすい職種を紹介
働く女性が1度は必ず考える「転職」。
まだ社会に出て間もない20代の女性にはどんな職種が人気なのでしょうか?
そこで、この記事では20代女性に人気の職種、転職しやすい職種を紹介していきます。
今の仕事に満足している女性も、転職を考えている女性も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
20代女性に人気な職種は?
近年、「働き方改革」もあり、男女関係なく様々な職種につくことができるようになってきました。
しかし、やはり男女では妊娠・出産などの休暇期間があることが多く、改善はされてきましたが女性は転職を前提として就職する方が多いというデータも出ています。
様々な職種がある現代、「会社に行って働く」だけではなく「リモートワーク」などの新しい働き方もあります。
そんな中で、20代女性に人気の職種をお伝えいたします。
第1位:事務職
20代女性に最も人気がある職種は「事務職」です。
これは年齢関係なくですが、やはり「ストレスが少ない、責任のない職種」であることや、「業務内容がほとんど変わらないため、自分の持っているスキルですぐに仕事ができる」点において女性に人気のようです。
事務職は総合事務や窓口業務など、さまざまに分かれていますが、比較的残業や休日出勤が少なく、安定したバランスで仕事とプライベートを使い分けることができる点も人気の1つです。
第2位:営業職
次に人気の職種は「営業職」です。
営業は、「自分の力でお客様を獲得する」業務ですので、仕事にやりがいを求めて転職をする女性も多いようです。
また、営業職は未経験者歓迎が多く、他業界からでも挑戦しやすいことや、むしろ他業界にいたからこそ分かる目線がある点などで転職の際に人気です。
経験者ならなおさら、持っているスキルやノウハウの点で歓迎されることが多く、男女問わず転職はしやすい職種といえるでしょう。
第3位:専門職(技術職)
そして近年、徐々に人気が出ているのが「専門職(技術職)」です。
20代で転職を考えた時、もう一度学校に入って学び直したいと思ったことはありませんか。
転職までのインターバル期間として、学校で専門的な知識を身に着け、「手に職」をつける形の職種を考える女性も増えてきています。
特に女性のあいだでもエンジニア、とりわけIT系エンジニアの人気が急激に伸びてきています。
エンジニア系は未経験者歓迎のことも多く、そういった面でも人気です。
20代女性が転職しやすい職種は?
ここまで20代女性に人気のある職種を紹介してきましたが、転職の際気になるのは「転職しやすいかどうか」ですよね。
筆者も20代で2度転職し、現在3社目ですが、「希望している職種の募集がない」点には度々ぶつかってきました。
そこで妥協をするのか、募集が出るまで待つのかは人それぞれかと思いますが、今回は比較的転職しやすい職種をご紹介していきます。
資格を持っているなら「専門職(技術職)」
これは女性だけの話だけではないですが、必要な資格を持っているなら専門職が最も転職しやすい職種といえるでしょう。
近年人手不足がニュースにもなっている「保育士」「介護福祉士」の資格があり、特に若手不足が問題となっていることもあり、該当職を希望しているのであればかなり転職しやすいと言えます。
また、資格がなくてもおすすめの専門職が「エンジニア」「調理職(キッチン・ホール)」です。
調理職は常に多数の募集が出ています。
スキルアップに合わせてできる仕事が増えたり、〇〇で働いていた、ということを武器によりレベルの高いお店への転職ができたり、幅の広い職種です。
エンジニア職も募集の多い職種です。
未経験者歓迎となっていることもあり、挑戦してみたいと思った方は一度体験してみるのも良いかもしれませんね。
専門職は若ければ若いほど有利になりやすい傾向があります。
それは、長期的に「育てる」ことを前提とした採用形態になっていることが多いからです。
そのため、もし希望しているのであれば転職の難易度は大変低いといえるでしょう。
一般企業への転職の場合は「営業職」
営業職というと男性をイメージする方もいると思いますが、女性も活躍しやすい職業だといえますね。
身近な例で言えば、保険業界では数多くの女性が活躍をしています。
営業職は、自分の力でお客様を獲得していく職種で、固定給+歩合制の場合が多く、スキルやノウハウによって稼ぐことが可能です。
営業職は未経験者歓迎であるところも多くありますが、転職の場合は、他企業での経験や知識が大変活かせる職種なので経験者の方がやはり転職の難易度としては下がります。
また、一度経験すれば、営業職以外でも歓迎される傾向もあります。
そのため、次の転職先を見つけやすいのも特徴です。
逆に20代女性が転職しにくい職種は?
事務職は女性に人気の高い職種であると紹介しましたが、残念ながら転職となると話は別です。
事務職はなかなか空きがでないポジションですし、会社が人手不足でいざ人員補強となったときでさえ、一番後回しにされる部門であるからです。
残念ですが、はっきりいって事務員はいないと困りますが、いなくても会社は回ります。
特に20代の社会人経験が少ない女性を事務職として採用しますか?と問われたときに、もしあなたが会社経営者だったら、その答えは「No」以外にはありえないと思います。
事務職で正社員になることはほぼ不可能
事務職は基本的なパソコンの作業ができれば勤まる仕事も多く、正直なところいくらでも人員の代えのきく職種です。
そのため、雇用コストも安い、すぐに補充のきく派遣社員や契約社員といった雇用形態の女性が従事している場合が大半を占めます。
正社員として事務をやっている女性は、よっぽどの大企業で、新卒採用のときから事務職として働いている方がほとんどだと思います。
また、近年の急速なIT化によって、事務という作業自体が不要なものになりつつもあります。
これまで人の手によってされてきた単純作業などは、近い将来、すべてコンピュータが処理をするようになると考えられるからです。
実際に求人サイトなどを見ても分かるとおり、正社員としての事務職を応募している求人はあまり見られません。
求人があったとしても、ただの事務職としての募集ではなく、事務能力のほかにも何かしらの専門性や経験を求めているものがほとんどではないでしょうか。
これらのことから、転職して事務職として働きたいというのは現実的にみても厳しいかもしれませんね。
広い視野を持って自分に合った職種を見つけよう
今回は20代女性に人気のある職種、転職しやすい職種を紹介しました。
様々な職種がある現代ですが、20代女性に人気の職種は昔ながらのものが多い印象です。
働き方も大きく変わってきている途中ですので、新しい働き方をしている企業への転職も面白いかもしれませんね。
人気のある、よく目に付く職種だけにとらわれず、広い視野を持って自分にあった職種を見つけましょう。