福岡で就職するメリット・デメリット

求人が多い

福岡は求人数が多く、業種や職種も豊富です。

もちろん東京や大阪などの大都市と比べると劣りますが、九州地方で見たときに福岡は圧倒的に企業数が多く求人も多いので就職に有利な地域であることに変わりはないでしょう。

未経験者や未就業者を積極的に受け入れている企業も多く、福岡にはさまざまなチャンスが埋まっています。しっかりと準備をすれば就活もきっとうまくいくでしょう。

九州の中で賃金が高い

福岡は全国平均よりも賃金が安くなってしまいますが、九州地方の中ではトップの賃金水準です。

また、首都圏などと比べたときに給料に対しての生活コストが安いという強みがあります。

東京に比べマンションなどの家賃も安いですし、生活に必要な食糧や必需品といったものの単価も比較的安めになっています。

福岡、特に博多は大都会のイメージがありますが、モノの単価などで言えば東京よりも安いですね。

給料は高く生活費は比較的安いので、就職したばかりで貯金があまり無いという方でも、とても働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。

公共交通機関が充実

福岡は他の地域に比べ、電車やバスといった公共交通機関が発達しています。

そのため多少郊外に住んでも都心への通勤が容易となっています。

東京などの首都圏では、毎朝満員電車に悩まされているという労働者は多いものです。

しかし福岡だとそこまで悩まされるということはないので、ストレスをためがちな若年層にもうってつけの場所と言えるでしょう。

同じ福岡県内でも地域によって盛んな産業が異なる

福岡県には「北九州地域」「福岡地域」「筑豊地域」「筑後地域」という、4つの地域があります。

それぞれの特色は、

• 北九州地域：工業地帯で、第二次産業（製造業など）が中心
• 福岡地域：九州の中枢機能都市で、第三次産業が中心
• 筑豊地域：第一次産業（農林水産業など）が中心
• 筑後地域：第一次産業（農林水産業など）が中心

そのために希望する業界や職種によっては、働く場所が限定されるとともに居住する場所も制限されるかもしれません。

福岡で就職を考えているひとは、就活を始める前にこういった地域の特色を抑えておくと良いでしょう。