愛知(名古屋など)の就職・転職市場について

愛知県の有効求人倍率の推移
この愛知県の有効求人倍率の推移のグラフは、厚生労働省が発表した数値をもとに作成したものになります。(参考までに北陸と東海のグラフも記載しています。)
グラフから読み取れることは、「愛知の有効求人倍率は2016年以降で1.5倍以上ととても高いこと」と「2018年は2.0倍前後で推移していること」ですね。
これは愛知の人材市場全体の数値を表すものになっていますが、20代や30代の若年層を対象とした有効求人倍率も同様に高水準で推移しています。
愛知県地域別(名古屋・尾張・西三河・東三河)の有効求人倍率
有効求人倍率 | 前年差 | |
合計 | 1.97 | +0.15 |
名古屋 | 2.49 | +0.17 |
尾張 | 1.65 | +0.20 |
西三河 | 1.71 | +0.11 |
東三河 | 1.47 | +0.05 |
これは2018年9月の愛知県の地域別の有効求人倍率を表したテーブルです。
名古屋を含むどの地域においても高い求人倍率で、前年よりも1人あたりの求人数が増えていることが分かりますね。
名古屋はとくに求人倍率が高く、約2.5倍というのには驚きです。

プロのキャリアカウンセラーに付いてもらい、正しい方法で就職・転職活動を進めれば限りなく成功に近づけることは間違いありませんよ。
愛知県の賃金データ
次に、厚生労働省が発表している愛知県の賃金データを見てみましょう。
平成30年(単位:千円)
男女計 | |||||||||
産業計 ※1 | 建設業 | 製造業 | 運輸業 郵便業 | 卸売業 小売業 | 医療 福祉 | サービス業 (他に分類さ れないもの) | |||
都道府県 | 年齢 (歳) | 勤続年数 (年) | |||||||
全国計 | 42.9 | 12.4 | 306.2 | 334.7 | 296.5 | 280.8 | 309.2 | 282 | 255.6 |
愛知 | 41.6 | 13.1 | 322.4 | 365.5 | 328.1 | 293.6 | 328.6 | 290.6 | 258 |
※1:産業計には、上掲のほか、鉱業,採石業,砂利採取業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、金融業,保険業、不動産業,物品賃貸業、学術研究,専門・技術サービス業、宿泊業,飲食サービス業、生活関連サービス業,娯楽業、教育,学習支援業及び複合サービス事業を含む。
この賃金データは求人選びをする上で役に立つとは思いますが、あくまで全体の平均値であることに注意し参考程度に見ておくと良いですね。
その他の愛知県(名古屋など)の労働市場データ
その他の愛知県の労働市場のデータについても、厚生労働省や愛知労働局のHPで確認することができます。
厚生労働省の「厚生労働統計一覧」や愛知労働局の「労働局だより」「職業安定関係」「雇用環境・均等関係」などさまざまな情報が見れるようになっていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
リンク:厚生労働省 厚生労働統計一覧