8日に実施された米大統領選において、共和党のドナルド・トランプ候補が民主党のヒラリー・クリントン候補に勝利した。(ロイター)
トランプ氏が米国大統領選に勝利しました。
果たして日本の就職への影響はあるのでしょうか?
トランプ氏の勝利は就職活動にどのような影響をもたらす?
日本経済に与える影響 ≒ 就活生に与える影響 と考えていただければ答えは簡単です。
トランプ氏が日本に対し、あまり良い印象を持っていないのは有名な話です。
今後、ドル安円高傾向になることが予測されます。
一部の証券アナリストの中では、ドルに対し円高が90円まで進むと予測する方もいるようです。
また、近年の日本の輸出総額は70兆円以上にもなります。
その額の20%分の取引が、米国に対する輸出になります。(下記グラフ、黄色の部分が北米に対する輸出額で、その90%以上が米国に対する輸出額です。)
地域別輸出額の推移(財務省貿易統計)
日本は輸出大国で、最大の取引相手が米国ですから、円高になってしまったら当然貿易収支が悪化します。
日本経済、日本企業へ与える悪影響は甚大なものになるでしょう。
つまり、今後(どのくらいの期間かは誰にも分からないですが)日本経済は大なり小なり落ち込むことになると思います。
日本経済が落ち込めば、企業の業績も落 ちます。
企業の業績が落ちれば、従業員の数も減らさなくてはなりません。
つまり、今年、来年の新卒採用、中途採用の人数が例年より少なくなると予測がつきます。
特に2018年卒生に与える影響は大きなものになるのではないでしょうか。
就活の競争率がよりヒートアップすることが予測されますので、前年や前々年の就職活動よりも大変苦労することは間違いないでしょう。
まとめ:条件はほかの就活生も同じ
トランプ氏当選による日本経済の落ち込みにより、2018年卒生の就職活動により一層苦労がかかることは間違いないですが、条件は他の就活生も同じです!
前もって就職活動の準備をはじめ、誰よりも早く就活のスタートをきれるよう心掛けましょう。
最後までくじけずこの就活戦争に打ち勝てるよう応援しています。